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お知らせ

2022年9月20日

世界に誇れる日本の整形外科の偉業「骨の圧電気現象と電気的仮骨(1953年、故保田岩夫先生)」

本コラムは、書籍「整体電気・物理刺激による骨・軟部組織修復法」から引用や情報を出来るだけ要約してわかりやすくまとめています。個人的感性をなるべく加えないようにしています。日本整体電気・物理刺激研究会に敬意を称し、また、筋トレエステ銀座をつくったきっかけを共有できたらと思っています。

 

保田先生は、第二次世界大戦の終了から間もない、設備も人材不足の中でHistoriansに高く評価された方で、米国有力雑誌Clinical Orthopaedics and Releted Reserchの124号(1977年)に特集を組まれたことが、こうして日本で電気刺激がメジャーになったとなると感慨深いものがあります。実証的な電気刺激で仮骨形成を起こす実験結果は、新発見であり、日本の研究者の誇りにも繋がるわけです。誇らしい気持ちを抱いたことだろうと、、、そして今、銀座で電気刺激専門とする施設をやっている筋トレエステ銀座がある、、、保田先生は、そんな世界が来ると想像していたでしょうか?「骨の圧電気現象と電気的仮骨」が世界で初めて発表された1953年あれから、2022年現在において69年になります。60周年記念で企画された「生体電気・物理刺激による骨・軟部組織修復法」は、多彩な臨床応用を含む生体電気・物理刺激法の集大成のように感じます。2023年は、70周年という節目を迎えます。また出版されてほしいなぁと切に願います。

 

電気刺激に関する書籍、論文を調べていくと「生体電気刺激(1989年9月15日, 訳者:深田栄一・井上四郎, 共立出版)」を発見できます。本書は、筋骨格系の増殖、修復、再構築における電気刺激の役割であるという原著(ELECTRICAL STIMULATION Its Growth, Repair, and Remodeling of the Musculoskeletal System by Jonathan Black copyright ©︎1987 by Praeger Publishers)の和訳です。骨の電気力学的性質の基礎研究から電気刺激による骨の増殖と成長の研究発表が書かれていると理解して間違いないでしょう。整形外科分野における数々の研究領域に影響を与えて、骨以外に軟骨や歯、神経などの増殖、修復に関する研究も1980年台から活発化し始めていることを示してくれています。Jonathan Black博士は物理工学出身でペンシルバニア大学の整形外科部門の教授で骨の基礎物性から骨の治療の広範囲で実績のある方と書かれています。本書のまえがきに書かれている「電気と生命現象との間に、どのような関係があるのか?」について数えきれない多くの科学者たちは、命をかけた、現在も研究に没頭していると言うことのようです。

 

私たちは、増殖(growth)、修復(repair)、再構築(remodeling)が叶う技術やサービスにお金を使いますから、科学者たちの探求は、私たち人類の願いを叶えるために、なくてはならない存在であると改めて感じさせられます。夢のまた夢と思われていたことが現実的に可能とするために日夜、科学は進歩しているのであります。格好良い!そして今、再生医療が血気盛んに盛り上がりを見せているわけです。

実におもしろい

 

改めて、電気刺激の歴史を紐解いていくと、骨から始まったことがわかります。日本において生体電気刺激の研究は1953年に京都医学会雑誌に発表された故保田岩夫先生の「骨折治療に関する基礎的諸問題」の論文から全てが始まったということなのでしょう。米国からヒントを得て日本が加わりドイツなどでも生体電気刺激は、今なお研究が進んでいる分野です。

 

筋トレエステ銀座の創業者は、幼少期あまりにも活発すぎて、骨折回数が10数箇所と毎年のように骨折を繰り返し、骨折治療装置を使うなどの実体験から、電気刺激の更なる実証研究と人々の未来繁栄の助けになる電気刺激プログラム開発をするに至りました。筋トレエステ銀座の最大の価値は、横になった状態で全身の筋肉に電気刺激を与えるプログラムを提供するところです。電気的力学的刺激によって、病気や怪我で運動ができない方々はもちろん、運動が苦手な方々にも広く提供する電気刺激プログラムは、飽くなき探求を続ける人々の美学への挑戦状であります。 

 

最後に1953年に保田先生による、骨に力学的負荷を加えると電圧が発生し、骨に微小電流を加えると電気的仮骨が生じるという報告は、極めて単純な発見がきっかけだったそうです。当時、京都府立医科大学で保田先生とともに研究をしていた岡田院先生によると、骨折の静力学的研究の実験中に、骨片の一端を固定して電極を貼り付けて何となくいたずらのつもりで骨を叩いたら電位計が動くことを発見し、その翌日に肉屋で豚か牛か鶏の骨を買ってきて実験を行った結果、同様に電位の変化を認めたと説明しています。後の骨の圧電気(骨のピエゾ)発見に繋がったと言う笑い話のようで本当の話のようです。ガリレオの言葉を借りると、実に面白い、ですね!

 

電気は、万有力学と同様に質量のある物質固有の特性であり、万有引力Fは重力Gに2つの物質m1とm2を乗じた値を物質間の距離dの2乗で割った値だそうですwww

 

しかし生体側の分子レベルの応答メカニズムは、いまだに不明のようです!電気刺激って面白いですねぇ!

 

メカニカルストレスによって、骨芽細胞「受容体→細胞内シグナル→転写因子→標的遺伝子」→細胞増殖・分化が起こると言う骨芽細胞および骨細胞におけるメカニカルストレスの細胞内伝達経路を解明したようです。科学者たちアッパレ!

 

そして何と、電気刺激による神経修復促進も基礎研究で明らかになっている点にも驚きを隠せません。

 

今後さらに、骨粗鬆症に応用されたり、AGAに応用されていくだろうと夢を膨らませてしまいますね!

 

電気刺激の新しい時代!成功も失敗も含めて長い歴史がある新時代の新たな生き方、筋トレエステ銀座に行こうってことです!

1957年10月、旧ソ連が世界初宇宙衛星を成功させたりと時代が変わるときだったのかなぁ…