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そもそもフェムテックって何?

2025年6月8日

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スポーツEMSトレーニング

1. フェムテックの起源と歴史的背景 🕰️

  • 2016年、デンマークの Ida Tin(Clue創業者)が造語した “Femtech”(“Female”+“Technology”)がスタート

  • 女性の健康課題(PMS、生理痛、不妊、更年期など)はこれまで、研究・製品投資が35%未満にとどまり長年医療ニーズが埋もれていた。


2. なぜ今、フェムテックが世界規模で花開いているのか

■ 医療・技術の進化による追い風

  • スマホ・ウェアラブルが普及し、複雑なホルモン変動をモニターできるようになった

  • 例えば、Embr Waveなど冷却バンドがホットフラッシュ緩和で注目

■ 投資市場の急拡大

  • フェムテック市場は2020年の402億ドルから2025年には750億ドルへ拡大

  • 米国ではフェムテック研究に1億1300万ドル超の政府助成も実施中

■ ジェンダーバイアスの見直し

  • 医療システムが女性中心ではなく議題化され、社会的不平等への注目が高まる中で登場


3. 今どんな製品が売れているのか?主要ジャンルを解説

① 月経関連ケア

  • **Clue(周期トラッカー)Flo(生理予測アプリ)**が定番

  • 吸水ショーツや月経カップ:サステナビリティと快適性から支持上昇

② 妊活・妊娠・産後

  • Avaなど体温・心拍モニター付き排卵予測デバイス

  • ホルモン検査キット、産後ケア・骨盤底筋トレーニンググッズ

③ 更年期ケア

  • Embr Wave:ホットフラッシュ管理に有効

  • 冷却ウェアラブルやサプリによる症状緩和も普及

④ 婦人科疾患・セルフチェック

  • **ECGブラ(Bloomer Tech)**による心疾患検知

  • 膣pHキットや乳がんセルフチェックの導入拡大

⑤ セクシャルウェルネス

  • Lioness バイオフィードバックバイブレーターでオーガズム解析

⑥ 職場・福利厚生への展開

  • 日本でも ルナルナ オフィスなど企業導入が進む


4. 医学・科学的視点からの分析

  • 多くのアプリ・デバイスはまだ臨床試験中だが、生理・ホルモンモニタリングツールは**妊娠予測精度が76~98%**の報告

  • 更年期症状緩和における冷却デバイスはランダム化比較試験(RCT)で有意改善


5. フェムテック産業の今後の未来予想

  1. 統合プラットフォーム化

    • インテグレーションによる月経管理⇄妊活⇄更年期ケアの一体化が進行

  2. 医療機関との連携強化

    • 検査デバイスと医療機関のAPI連携、オンライン診療との統合化増加

  3. ** GDPR/プライバシー規制対応が鍵**

    • Floの過去のデータ漏洩事件により、欧州製品への信頼性が向上中

  4. 技術開発:AI・センシング・ウェアラブル融合

    • 脈拍・体温・ホルモン変化をリアルタイム解析する次世代デバイス登場

    • 乳がん早期検出バストブラのAI画像解析搭載


6. 日本のフェムテック推進と課題

  • Femtech Japan Projectやフェムテック協会が活動中

  • 市場成熟には、規制・認可・臨床エビデンスが鍵。特に更年期や婦人科疾患では医療連携推進が重要


7. 筋トレエステ銀座との接点:EMS×フェムテックの未来

  • 筋トレエステ銀座では現在、骨盤底筋EMS × デリケートゾーンケアを研究中

  • フェムテック領域では産後・更年期ケア×筋トレ・自律神経調整の融合が進行中

未来構想:

  • フェムトラッカー(周期)連動EMS施術コース

  • 更年期HOTFLASH対策EMS+冷却バンド付プラン

  • 「フェム&ボディトータルケア」コースの実現で、女性のQOL向上に寄与。


まとめ

フェムテックは、ジェンダーギャップに挑み、QOLを向上させる新時代の医療テクノロジー
歴史的背景と技術進化、投資・市場規模から、今こそ加速期に突入。
日本でも官民連携や産学を通じた製品開発が進行し、フェムテック先進国となる可能性があります。

筋トレエステ銀座は、フェムテック領域とEMSボディケアをかけ合わせた**“女性の生涯ケア”**を目指し、さらなる研究を推進しています。
「女性がもっと快適に、もっと自由に暮らせる社会」をともに創りましょう!