2025年6月21日
─ フェイスラインと深層筋の科学的関係
「顔が丸くなってきた」「フェイスラインがぼやけてきた」
それは脂肪の問題というよりも、**舌骨(ぜっこつ)**という小さな骨の位置異常が関係しているかもしれません。
舌骨──それは“浮遊する骨”。
姿勢、呼吸、表情筋、そして顔の輪郭を密かに操るキープレイヤーです。
本記事では、「顔が太る理由は舌骨の位置にある」というテーマのもと、表情筋・呼吸・姿勢との関連性を掘り下げ、筋トレエステ銀座における立体リフト戦略を解説します。
舌骨は、喉仏のすぐ上・顎の下あたりに位置する唯一、他の骨と関節しない“浮いている骨”。
筋肉や筋膜によってのみ支えられており、その位置の変化は非常に繊細です。
舌筋群(舌を動かす)
喉頭筋群(発声・嚥下・呼吸)
広頚筋・顎舌骨筋(フェイスライン)
胸鎖乳突筋・肩甲舌骨筋(姿勢・首の動き)
舌骨の低下は、顔の下半分に“たるみ・むくみ・脂肪感”を印象づけます。
理由は以下の3点に集約されます:
舌骨が低下すると、それを支えていた広頚筋が引き伸ばされ、下垂。
その結果、あご下の筋肉が張力を失い、脂肪が乗ったように見える状態に。
舌骨の位置は、舌下リンパ節と顎下リンパ節の流れに直結。
骨格のズレにより頸部ドレナージが滞ると、顔のむくみが慢性化。
舌骨は「内舌筋・外舌筋」「喉頭挙筋群」などとつながり、
これらが働かないと、顔面下部の筋肉が重力方向に崩れる。
舌骨の状態 | 呼吸 | 姿勢 | フェイスライン |
---|---|---|---|
上がっている | 鼻呼吸が安定/横隔膜優位 | 頭部が正中位に近い | フェイスラインがシャープ |
下がっている | 口呼吸・浅い呼吸 | 頭部前方突出・猫背傾向 | 下顎〜首が太く見える |
研究によると、猫背姿勢の人は舌骨位置が平均で5mm以上下がっているケースも(Kuroda et al., 2019)
猫背・巻き肩をリリースし、頭部の位置を正中に近づける
横隔膜と舌骨の連動性(嚥下反射・呼吸協調)を取り戻す
顎下筋群にダイレクト通電し、引き締まったラインを構築
表情筋の“吊り上げテンション”を再設計
舌の正しいポジション(パスポート舌)を再教育
日常的な舌圧トレーニングで“自然と顔が痩せる”体質へ
Before | After |
---|---|
顎下に脂肪感・たるみ | シャープな顎ライン |
口呼吸・浅い呼吸癖 | 鼻呼吸が安定し、姿勢改善も |
フェイスラインが膨張気味 | 下顔面の輪郭が引き締まる |
「顔が太ってきたから、脂肪を減らそう」
そう考えて顔だけをケアする時代は終わりました。
今、美容医療と機能解剖学が示すのは、顔の土台=舌骨の再構築。
姿勢・呼吸・舌の動きが整えば、自然に**フェイスラインは“上がる”**のです。
舌骨が上がれば、顔も上がる。
それが筋トレエステ銀座が提供する“内からの顔痩せ”です。
Kuroda, Y., et al. (2019). “Relation of Forward Head Posture and Hyoid Bone Position.” J Oral Rehabil.
Gray’s Anatomy. 41st Edition. Elsevier.
船戸崇史(2021)『顔の解剖生理と表情筋バランス』 医歯薬出版
佐藤博之(2020)「舌骨と頸部筋膜の連動構造」『臨床整形医学』
✔ 顔のたるみ・むくみ・厚みの根本ケア
✔ 舌骨ポジショニング+EMS+姿勢分析
✔ 女性専用・完全予約制の専門アプローチ
「顔痩せの鍵は、顎の奥の“浮かぶ骨”にあった」
「フェイスラインがぼやける本当の理由」
「舌の位置が変われば、顔も変わる」
「口呼吸・猫背・むくみ顔──全部つながってます」
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