2022年4月29日
「筋トレするとハゲる」という都市伝説があります。
しかし真実は逆で、正しい筋トレはハゲや抜け毛を予防してくれるのです。
ただ、やみくもに筋トレするのは逆効果。
専門家の指導を受けるなど、正しいやり方で筋トレをすることが重要です。
なぜ、筋トレするとハゲるといわれるようになったのか?
なぜ、筋トレを正しく行うと髪が抜けるどころか、ハゲや薄毛の予防につながり、美髪作りを促すのか?
この2点を、抜け毛予防も行なっているトータルビューティーサロン「筋トレエステ銀座」が解説します!
ハゲといえば、中年以降の男性のいわば“メジャーな悩み”。
男性のハゲや薄毛の原因は、主にAGA(androgenetic alopecia:男性型脱毛症)によるものです。
AGAの発症は、男性ホルモンが関与しています。
そのせいか「ハゲの男性は精力がある」と根拠なく思われてしまうことも。
男性ホルモンが多い人は「ハゲで精力がある」といいたいのでしょう。
「筋トレをするとハゲる」といわれるようになったのも、筋トレは男性ホルモンを増やす効果があるということから推測されたことと考えられます。
しかし「男性ホルモンが増える=ハゲる」という説はムリがあるのです。
毛髪は、他の皮膚科領域に比べ解明が少々、遅れているといわれていました。
ところが、現在の毛髪科学は医学や分子生物学の進歩であらゆる解明が進み、今や最先端を走っているといっても過言ではありません。
「筋トレするとハゲる」とか「ハゲの男性は男性ホルモンが多く精力がある」といった都市伝説は、毛髪科学が急進化を始める1980年代以前からありました。
ここからは、これらが都市伝説であることを解説していきましょう。
ただ、毛髪科学は進歩したとはいえ、まだまだ解明されていないことも多く発展途上にあります。
そのため、この記事ではすでに解明された部分や、そこから予測されることを述べていきます。
筋トレすることで、男性ホルモンは上昇します。
加齢・老化は、男性ホルモンを減らす大きな原因です。
つまり、何もせずにいれば、体内の男性ホルモン量はどんどん減っていくことになります。
男性ホルモンの分泌量が一番多いのは、20代です。
しかし、多くの男性がハゲや薄毛に悩まされるのは、30歳を過ぎ、中年といわれる頃。
もし、都市伝説のように「男性ホルモンが多いとハゲる」というのであれば、ハゲや薄毛が多い年代は20代となりますが、実際は違いますよね。
もし男性ホルモンがハゲの原因となると、筋トレする人はハゲていることが多いということになりますが、そうでもありません。
そもそも、AGAはどのようにして発症するのでしょうか?
AGAを発症させるDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンがあります。
テストステロンという男性ホルモンが5α-リダクターゼという酵素によって代謝され、DHTができます。
このDHTが男性ホルモン受容体に結合することでAGAが発症し、抜け毛が始まります。
どういう場合にテストステロンからDHTに変換されるのでしょうか?
ここで「男性ホルモン減少」と出てきます。
常に一定量あったテストステロンが加齢、喫煙、生活習慣の乱れなどで減少。その減少を補おうと、テストステロンよりもかなり活性の高いDHTに変換するわけです。
DHTは、ハゲや薄毛を進行させるだけでなく、前立腺を肥大化させる働きがあります。
遺伝の場合、AGAは、遺伝色の濃い脱毛症として知られています。
そのためか、親族にハゲや薄毛が多いと、「いずれは自分もハゲるのでは」とフサフサ髪をした若者でも心配になるものです。
AGAが遺伝とわれる由縁は、前述しました男性ホルモン受容体にあります。
この受容体とDHTとの結合力、親和性に遺伝が関与しています。
遺伝があれば、その全ての人が薄毛になるわけでもありません。日頃から男性ホルモンが減少しないように(DHTを作らないように)筋トレをし、食事に気をつけていれば、遺伝性の糖尿病でも気をつけることで発症を抑えられるようにハゲや薄毛も予防が可能になるわけです。
たとえなったとしても、進行を遅くすることができる可能性が大きいです。
筋トレをしようと考える人の中には、ダイエットのためという人も多いことでしょう。
「肥満は、男性ホルモンを減らし、ハゲさせる」これは都市伝説ではありません。事実です。
男性も女性ホルモンをもっています。脂肪組織に男性ホルモンを女性ホルモンに変えるアロマターゼが存在しています。
運動もせず、食べては寝てという生活を送り続けると、当然、脂肪組織が増えるため、アロマターゼも増えます。
そのため、男性ホルモンは女性ホルモンに変わるために消費され続け、減少していきます。
生活習慣病の根源といわれる内蔵脂肪型肥満は男性ホルモンを減少させると考えられています。
このように「筋トレはハゲる」というのは、全くの都市伝説であることが科学的にも証明できるわけです。
女性にも男性ホルモンがあります。
ただ、男性に比べると非常に少ないですよね。
加齢によって減少しても、その落差が男性よりも小さいこともあって男性ほど深刻ではありません。
それでも体内に男性ホルモンがある以上、AGAになることがあります。
女性もAGAにならないようにするには男性と同じで、筋トレなどして肥満防止に励み、体内の男性ホルモンを減らさないようにする必要があります。
今まで述べてきた筋トレとは、自分の体に見合った筋トレのことであって、そうではない筋トレばかりをしていると、髪の健康に悪影響を及ぼします。
そのことについてこれから解説します。
筋トレが毛髪に悪影響を与えるといわれていた原因に今まで解説してきた男性ホルモンの他に、活性酸素やタンパク質も関与しています。
激しい運動をすると、過剰に活性酸素が増え、薄毛を進行させるかもしれないと考えます。
また、筋トレでたくましい筋肉を作るにはたくさんのタンパク質を必要とします。
髪の構成成分もタンパク質ですが、自分の体に合わない筋トレをすることでタンパク質が無駄に筋肉に取られてしまい、髪に回ってこなくなるから薄毛になるというわけです。
タンパク質が髪に回ってこないというのは、生命の維持に必要な臓器や組織にタンパク質が優先的に使われ、毛髪のように生命の維持に程遠いものほどタンパク質の分配は後回しにされるという意味です。
自分の体にメリットな筋トレというものは当然ながら、個人差があります。
自分の体の状況を無視した筋トレであれば、活性酸素が過剰に増え、タンパク質も必要以上に消耗することでしょう。
筋トレは男性ホルモンを増やしますが、男性ホルモンもまた、タンパク質の合成を促す働きをもっています。
となると、筋トレ自身が筋肉を作り上げている間に男性ホルモンは増加し、タンパク質の合成を促しているわけです。
従って、筋トレ後もずっと疲労が残ってしまうような間違った筋トレではなく、本人のために組み立てられた方法で筋トレをする、つまり正しい筋トレであれば、きちんと毛髪にまで栄養が回り、男性ホルモンも増え、ハゲや薄毛が回避されるということになります。
どの分野にも都市伝説といわれるものが非常に多いのですが、毛髪にまつわるそれは、特に多いですよね。
「白髪の人はハゲない」とよくいわれますが、これも都市伝説っぽいようですね。
筋トレエステができる女性限定の当サロンは、いつまでも持続する女性の美しさを追求しています。
筋トレエステで体の内外が美しく生まれ変わり終えた時、髪もハリツヤのあるふさふさした美髪になっていることに気づかれることでしょう。
●参照URL:脇坂クリニック大阪「ジヒドロテストステロン(DHT)とは?~メカニズムと抑制法を解説します~
●参照URL:グリコ:パワープロダクションシリーズ「筋肥大とは。トレーニングでより太くたくましく」
●参照URL:博士学位論文(筑波大学 熊谷 仁)成人肥満男性における生活習慣改善がテストステロン および中心血圧に及ぼす影響
●参照URL:「肥満研究」Vol. 12 No. 2 2006 <トピックス>柳瀬敏彦,范 呉強 アンドロゲン受容体欠損マウスと肥満
●参照URL:薄毛・抜け毛対策教室
●参照URL:AGAタイムス「筋トレと薄毛を結びつけるものとは」
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「筋トレエステ銀座」は、完全オーダーメイド制の表情筋ケアと痩身を目的としたボディメイクサロンです。
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