2025年6月20日
「その呼吸、あなたの代謝・循環・腸の働きを止めていませんか?」
「深呼吸してください」と言われて、しっかり吸えていますか?
実は、現代女性の8割以上が“浅い呼吸(胸式呼吸)”に偏っているという研究があります(日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 2021)。
この“呼吸の浅さ”は、美容の敵である「脂肪・むくみ・便秘」を招く重大な因子であり、
代謝やホルモン、自律神経バランスにまで連鎖的に影響することが分かってきています。
今回は、「呼吸×脂肪・むくみ・腸活」の科学的関係に迫りながら、
筋トレエステ銀座が提供する“呼吸から整える体型改善メソッド”をご紹介します。
呼吸は単なる“空気の出入り”ではなく、私たちの代謝の源です。
特に重要なのが、呼吸に伴う「横隔膜」の働き。
正しい腹式呼吸 | 浅い胸式呼吸 |
---|---|
横隔膜が上下に大きく動く | 肩や胸が上下するだけ |
酸素供給量が多く、代謝活性が高まる | 酸素が不足し、細胞エネルギーが低下 |
腹腔内圧が上がり、腸やリンパが刺激される | 内臓や血流への刺激が不足する |
横隔膜の動きが低下すると、代謝性疾患・腹部肥満・消化不良との関連があるとする研究も報告されています。
参考:Kocjan et al. (2018). The diaphragm’s role in core stability and posture. Journal of Bodywork & Movement Therapies.
脂肪をエネルギーに変える「β酸化」は酸素を必要とします。
浅い呼吸では十分な酸素が細胞に届かず、脂肪燃焼が停滞します。
呼吸が浅くなると交感神経が優位になり、コルチゾールが分泌されやすくなります。
このホルモンは「腹部脂肪の蓄積」と強く関連しています。
横隔膜・腹横筋・骨盤底筋が使われないことで体幹が不安定化。
その結果、姿勢が崩れ、腹部に脂肪と圧力が集中します。
リンパ液や静脈血の流れは、筋ポンプ作用+腹圧の変化で推進されています。
しかし、浅い呼吸では横隔膜の上下動が小さく、これが体液の循環不全=むくみを引き起こします。
夕方になると足がパンパン
朝起きると顔がむくんでいる
生理前に体が重だるい
──こうした症状は、“横隔膜が働いていない”サインかもしれません。
参考:Casteleijn, D. et al. (2016). Respiratory muscle training improves venous return and lymph flow: a randomized controlled trial.
腹式呼吸が腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を助けることは広く知られています。
その理由は:
横隔膜が腸を物理的にマッサージする
腹圧が上がり、排便がスムーズになる
副交感神経が優位になり、腸がリラックスして働きやすくなる
現代型便秘(ストレス性・機能性)は**「腸の動かなさ」=「呼吸の浅さ」**が背景にあるケースが多く報告されています。
引用:日本消化器病学会「便秘診療ガイドライン(2021)」
私たちは、美容と生理学の交差点に着目したオーダーメイド施術を提供しています。
「脂肪・むくみ・便秘・姿勢・呼吸」── すべてが連動した根本アプローチが、ここにあります。
呼吸評価(胸式・腹式の可動分析)+姿勢診断
横隔膜・腹横筋の再教育トレーニング
筋膜リリースで肋骨と骨盤の柔軟性を回復
呼吸と連動するEMS刺激で脂肪分解と腸マッサージを同時に実現
「呼吸するたびに美しくなる身体」を、一緒に作っていきましょう。
体型の悩みを“部分問題”と捉える時代は終わりました。
脂肪・むくみ・便秘を根本から解決する鍵は、「浅い呼吸」から「深い呼吸」へと導くことにあります。
💡呼吸を整えることは、代謝を動かす・内臓を整える・自律神経を味方にすること。
つまり、「根本から美しくなる方法」なのです。
【呼吸+姿勢チェック+腸リンパケア】を含む限定プランをご用意しています。
▶ ご予約はこちらから
Kocjan J. et al. (2018). The diaphragm’s role in core stability and posture. J Bodyw Mov Ther.
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会(2021)呼吸機能評価報告書
Casteleijn, D. et al. (2016). Respiratory training and lymph flow. Physiology & Behavior
日本消化器病学会(2021)『便秘診療ガイドライン』
厚生労働省 e-ヘルスネット「呼吸と代謝」
【必読】創業した理由:表面的な若さや細さを追うのではなく、年齢や体調に関係なく“自分らしく美しくあること”を再定義したい
【EMSの真実】知性は、身体に宿る─本物を知る人が辿り着く“沈黙の筋肉”へのアプローチ