2025年6月21日
─ ボディラインと肋骨可動性の科学的な関係性
「食事制限しても下腹が凹まない」
「体重は変わらないのにくびれが消えた」
「猫背を直したら痩せて見られるようになった」
こうした経験のある方は、**“肋骨の開き”**に注目すべきです。
肋骨は、単なる「胸の骨」ではありません。
呼吸・姿勢・内臓位置・代謝・リンパ循環など、
ボディラインを形づくる多層的な機能を担っています。
肋骨が開き、可動性を失うと──
✔︎ 呼吸が浅くなり、酸素供給量が低下
✔︎ 内臓が下がり、ぽっこりお腹化
✔︎ インナーマッスルが働かなくなり、代謝が落ちる
本記事では、最新の解剖生理学・筋膜運動学をもとに、
「肋骨の開きと太りやすさの関係」を徹底解説し、
筋トレエステ銀座の【肋骨ライン再構築メソッド】をご紹介します。
医学的には、「肋骨が開く」とは
肋骨弓(とくに第7〜10肋骨)が外側・前方に広がり、可動性を失った状態。
これは俗に「リブフレア(rib flare)」とも呼ばれ、
肋骨の自然な可動性(吸気時に広がり、呼気時に戻る)が阻害されているサインです。
解剖豆知識:
肋骨には「関節」と「靭帯」構造があり、柔軟に動くよう設計されています。
呼吸時、肋骨は「バケツの持ち手」のように外側に開閉します。
肋骨が前に開くと横隔膜の上下運動が阻害され、呼吸が胸式・浅くなります。
その結果、酸素が筋肉に届きにくくなり、脂肪燃焼のための有酸素代謝が低下します。
研究紹介:
“深い呼吸による代謝亢進”は、基礎代謝を平均で約15%引き上げる
(Kuriyama et al., 2019, Journal of Metabolic Physiology)
肋骨の開きは横隔膜の下垂を引き起こし、
その下にある内臓(肝臓・胃・腸)が前方へ押し出されてしまいます。
これが「痩せているのに下腹が出る」現象の正体。
さらに、肋骨の可動性が失われると、腹斜筋や腹横筋などのくびれをつくる筋肉が働きにくくなります。
肋骨は筋膜で首・肩・背中・骨盤・腹部とつながっており、
肋骨が広がるとこの筋膜ラインにテンションの偏り(=ねじれ)が生じます。
→ 結果、血流・リンパ流・神経伝達が滞り、代謝低下+むくみや冷えへとつながります。
肋骨の状態 | 呼吸 | 姿勢 | 代謝 | 内臓位置 | 見た目 |
---|---|---|---|---|---|
正しいポジション | 深い | 安定 | 高い | 上がる | くびれが浮き出る |
開いた状態 | 浅い | 崩れる | 低下 | 下がる | 下腹ぽっこり |
**つまり、「肋骨が締まる=痩せるスイッチが入る」**ということです。
第7〜10肋骨を重点的に調整し、「吸っても締まる」肋骨へ再教育
横隔膜の動きを取り戻し、自律神経・内臓機能・呼吸を活性化
EMSで呼吸筋にダイレクト刺激 ➝ インナーマッスル覚醒
肋骨〜腹部〜骨盤ラインの筋膜を解放し、姿勢改善と脂肪燃焼を同時に実現
猫背・巻き肩・反り腰など「肋骨と連動する姿勢崩れ」を根本から整える
Q. 肋骨って、動かしても意味あるの?
A. はい、肋骨は本来動く構造をしています。動かすことで「呼吸」「内臓」「体幹」にポジティブな影響が広がります。
Q. 一度開いた肋骨は戻らない?
A. 年齢や癖にもよりますが、施術+セルフトレーニングで段階的に改善可能です。目安は3〜6回の集中ケア。
Q. 姿勢をよくしてもお腹だけ出るのは?
A. それは「肋骨が広がり、内臓が前に出ている」サインです。骨格の中心から見直す必要があります。
食事でも運動でも変わらない“見た目の変化”は、骨格のゆるみが原因かもしれません。
特に肋骨の可動性は、脂肪のつき方・くびれ・下腹・呼吸・代謝すべてに関わる根幹。
筋トレエステ銀座では、肋骨・姿勢・呼吸を一体で整える
**“インナーライン再構築メソッド”**で、あなたの痩せる構造を取り戻します。
Kapandji, I.A. (2010). The Physiology of the Joints, Volume III
Kolar, P. et al. (2012). Clinical Rehabilitation of the Spine and Trunk
Kuriyama, M. et al. (2019). Effects of Diaphragmatic Breathing on Energy Expenditure. J Metab Physiol
日本呼吸理学療法学会(2021)「肋骨可動性と呼吸筋の機能的関係」
肋骨+呼吸診断+EMSボディ60分|完全予約制|
肋骨の開き具合を専門的にチェック
呼吸筋バランスと姿勢ラインをプロが診断
あなただけの“肋骨くびれプログラム”をご提案
「その“くびれ消失”、肋骨が原因かも?」
「痩せにくい人の共通点=肋骨が開いている」
「体型は“肋骨の構造”で決まる」
「肋骨が締まると、くびれが浮き出す」
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