2025年6月21日
─ 姿勢が“老け顔”をつくる科学的メカニズム
「頬が下がってきた気がする」「フェイスラインがぼやけてきた」──
こうした“顔のたるみ”の原因は、実は姿勢の崩れ、とくに猫背と密接に関係していることが、最新の美容医科学で明らかになってきています。
美容液を変える前に、まずは姿勢を整える──
「たるみ=肌の問題」だけではない、新しい美容常識へ。
本記事では、猫背と顔のたるみの相関関係を筋膜・表情筋・神経反射の観点から解説し、筋トレエステ銀座での“立体的リフトケア”のアプローチをご紹介します。
猫背=胸椎(背骨の中央部)が後方に湾曲し、肩が前方に巻き込まれ、首が前に出ている状態。
顎が前に出る(フォワードヘッド)
首・肩の筋肉が常に緊張する
顔の筋肉が“下方向”に引かれる力が常にかかる
影響領域 | 起こること | 顔の変化 |
---|---|---|
頭位の前方移動 | 首の角度が変わり、重力の方向が変化 | 二重顎・フェイスラインの緩み |
胸鎖乳突筋・僧帽筋の緊張 | 首まわりのリンパや静脈が圧迫される | むくみ・くすみ・輪郭の不明瞭化 |
表情筋の重力方向変化 | 大頬骨筋・口角挙筋などが引き下げられる | 頬のたるみ・マリオネットライン出現 |
自律神経の乱れ | 表情筋への神経伝達が鈍化 | 表情の硬さ・老け感 |
参考:長谷川ほか(2020)
「頸部前方位姿勢と顔面輪郭変化の関連性」
─ 『日本美容医療学会誌』
顔と全身は1枚の筋膜でつながっています。
特に顔〜首〜胸部〜腹部を貫く「浅筋膜ライン(Superficial Front Line)」の緊張や短縮は、顔のたるみを引き起こす主因に。
胸筋〜首の広頚筋〜下顎ライン〜口輪筋
後頭部〜側頭筋〜眼輪筋まで影響が波及
美容医療では、近年「顔の筋膜リリース×姿勢改善」の複合ケアが注目されています。
胸椎の可動域を確保し、肩の巻き込みをリセット
首の前傾を改善し、重力の正しい分散を再設計
広頚筋・大頬骨筋などを的確に通電
頬のボリュームを引き上げ、“笑顔の位置”を回復
姿勢の要となる横隔膜を活性化し、深層筋群を連動
自律神経が整い、表情にも“やわらかさ”が戻る
Before | After(3回目施術後) |
---|---|
顎下に二重顎ライン | フェイスラインがシャープに |
常に無表情で口角が下がり気味 | 表情筋が活性化し自然な笑顔に |
肩こり・首こりも慢性的 | 肩が開き、首の可動域が拡大 |
スキンケアでもリフトアップでも効果を感じづらいとき、
それは“顔だけ”を見ていたからかもしれません。
フェイスラインは、姿勢の積み重ねで形成される立体構造。
そのカギを握るのが、筋トレエステ銀座の顔×姿勢×神経の三位一体アプローチです。
長谷川 佳代ら (2020). 「姿勢と顔面輪郭の相関性」『日本美容医療学会誌』
Myers, T. (2014). Anatomy Trains: Myofascial Meridians for Manual and Movement Therapists
野村 尚吾(2019)『顔のたるみと重力線に関する臨床研究』形成外科学会誌
“猫背×たるみ”Wケアトライアル60分|完全予約制
✔ 猫背と顔の関係をプロが分析
✔ 姿勢・筋膜・表情筋に同時アプローチ
✔ 目に見えるリフトアップを体感
「猫背がたるみを呼ぶ、その科学」
「顔の引き上げは、背中から」
「“たるみの原因”は、意外と下にあった」
「スキンケアで変わらないなら、姿勢ケアへ」
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