2025年6月21日
─ 骨盤前傾・呼吸・ホルモンの連鎖構造を解く
「体重は変わらないのに、お腹だけが出る」
「内臓脂肪が減りにくくなった気がする」
それはもしかすると、“姿勢の歪み”が根本原因かもしれません。
骨盤の傾き・背骨の弯曲・呼吸の浅さ。
姿勢の乱れは、内臓の位置と機能にダイレクトな影響を及ぼします。
本記事では、**「内臓脂肪と姿勢の交差点」**をテーマに、体型変化の構造的・生理的背景を探りながら、筋トレエステ銀座独自の姿勢矯正×インナーケア戦略を解説します。
内臓脂肪は腹腔内に存在し、腸間膜などに付着するホルモン分泌性の脂肪組織。
「単なる余剰エネルギー」ではなく、慢性炎症・ホルモンバランス・代謝活性に深く関わります。
Visceral Adipose Tissue は、エストロゲン・コルチゾール・レプチンなどの代謝因子に作用(Yamauchi et al., 2021)
内臓脂肪は「見た目以上に、体内年齢を進める」脂肪とされ、40代以降の女性に顕著な傾向が見られます。
骨盤が前に傾くと、腹腔の空間が変形
内臓が下垂し、腸間膜の脂肪が圧縮されにくくなる
結果:腹部の内臓脂肪が燃焼しにくく蓄積しやすい構造に
猫背や肋骨の硬さは横隔膜の可動性を妨げる
呼吸が浅くなり、酸素消費量=基礎代謝が低下
腹部の脂肪燃焼サイクルに影響
骨盤・背骨の歪みは自律神経の交感神経優位を引き起こす
コルチゾール分泌の過剰で脂肪蓄積ホルモン環境に
女性ホルモン(エストロゲン)とのバランスも崩れやすくなる
姿勢タイプ | 骨格傾向 | 内臓の位置 | リスク |
---|---|---|---|
骨盤前傾・反り腰 | 大腰筋短縮・腰椎伸展 | 前方下垂 | 内臓脂肪増加・下腹部肥満 |
猫背型 | 背部湾曲・肋骨下制 | 横隔膜機能低下 | 呼吸性代謝低下 |
頭部前方突出 | 頸椎前傾・口呼吸 | 自律神経失調 | ホルモン由来の蓄積型肥満 |
専門的評価に基づき、姿勢分析&重心再配置
大腰筋リリース・腸骨筋活性化・肋骨エクスパンション施術で腹圧の再生
呼吸筋(横隔膜・腹横筋)を“機能する”筋に再教育
EMSで皮下+内臓脂肪層への刺激 → 代謝再起動
月経・排卵・黄体・月経前の4フェーズ別に
食事+トレーニング+施術タイミングを最適化し脂肪が減りやすい体質へ
Before | After |
---|---|
骨盤が前傾し腹部突出 | 骨盤が中立化し腹部平坦に |
呼吸が浅く疲れやすい | 横隔膜の動きが改善し代謝向上 |
下腹部脂肪が落ちにくい | 腹部スッキリ・内臓脂肪値も低下傾向 |
内臓脂肪は単に「食べ過ぎ・運動不足」で蓄積されるものではありません。
骨盤の角度、肋骨の可動性、そして姿勢全体の構造的バランスが重要なのです。
“内臓脂肪を燃やすなら、まずは骨盤から整える”
それが、筋トレエステ銀座のインナービューティー戦略です。
Yamauchi, T. et al. (2021). “Visceral Fat as an Endocrine Organ.” Nature Reviews Endocrinology
田中宏暁(2020)『呼吸の機能解剖と応用』医歯薬出版
Kisner & Colby. (2018). “Therapeutic Exercise: Foundations and Techniques.”
日本体力医学会誌(2022)「骨盤角度と内臓脂肪量の相関性研究」
✔ 骨盤傾斜・呼吸筋分析・インナーユニットEMS
✔ 肋骨・胸郭アプローチで“燃えやすい体質”に再構築
✔ 女性限定・完全個別プログラム設計
「内臓脂肪、実は“姿勢”のせいでした」
「お腹が凹まないのは、呼吸が浅いから」
「骨盤の角度が、脂肪燃焼を左右する」
「“痩せる呼吸”で内臓脂肪にスイッチオン」
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