2025年8月3日
~精神と身体を貫く「軸」の哲学~
比叡山は、平安時代初期に最澄(さいちょう)によって開かれた日本仏教の聖地であり、天台宗の総本山として知られています。ここでは千年以上にわたり「行(ぎょう)」と呼ばれる厳格な修行が伝承されてきました。
行とは単なる精神修養だけでなく、身体の鍛錬も伴うもので、坐禅や勤行(ごんぎょう)、断食、山中での歩行修行など多岐にわたります。これらの修行では「心身一如」の思想に基づき、身体の動きや姿勢を通じて精神の統一を図ります。
特に、身体の「軸」を安定させることは修行の重要なテーマです。背筋を伸ばし、呼吸を深く整えることで、心は静まり、集中力が高まるのです。
比叡山の修行では「軸」はただの物理的な姿勢ではなく、精神の安定を象徴しています。
背骨の真っ直ぐな伸び
深層筋の持続的な緊張
呼吸と動作の調和
これらの要素が揃うことで、心身のバランスが整い、「揺るがない自分」が生まれます。
例えば、座禅の姿勢で長時間静止できるのは、腹横筋や多裂筋といった体幹深層筋がしっかり働いているからです。これがないと、疲れやすく姿勢が崩れてしまい、精神も乱れます。
現代の体幹トレーニングは、科学的に深層筋群を効率良く鍛える方法です。EMS(電気筋肉刺激)トレーニングなどの最先端技術を用い、短時間で腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群などを直接刺激します。
これらの筋肉は、まさに比叡山の行で培われてきた「軸」を形成する筋肉と一致しています。
姿勢保持:比叡山の座禅は長時間の静止を要し、体幹筋の持久力が求められます。EMSトレーニングはこの持続的筋緊張を強化。
呼吸法:天台宗の深い呼吸は横隔膜・肋間筋の連動が不可欠で、EMSは呼吸筋も刺激可能。
動的安定:山中歩行など動きながらの修行も、体幹の動的安定性が大事で、トレーニングで筋連鎖を強化する点も共通します。
比叡山の行は、精神と身体を分離せず、両者が共鳴することを目指しています。
現代のスポーツ科学でも、体幹筋の強化はメンタルの安定に繋がることが実証されており、集中力やストレス耐性が向上することが分かっています(参考文献:Kato et al., 2019)。
筋トレエステ銀座では、この「心と身体の一体感」を大切にしたEMS体幹強化プログラムを提供。比叡山の行のような「揺るぎない軸」を現代人に実現します。
比叡山の行と現代の体幹トレーニングは、時代も方法も異なりますが、「軸」を育て、心身の調和を図るという本質で深く共鳴しています。
身体を支える深層筋が精神の土台となり、精神が身体の動きを制御する――この相互作用を理解すると、古代の修行と最新のEMSトレーニングの価値が見えてきます。
筋トレエステ銀座のEMSプログラムで、あなたも比叡山の修行者のように「揺るぎない軸」を築き、日常の心身の安定と活力を手に入れてみませんか?
Kato, T., et al. (2019). The effects of core stability training on mental health: A systematic review. Journal of Sports Science & Medicine.
Nakamura, Y. (2015). The physical and spiritual aspects of Tendai asceticism. Journal of Japanese Religious Studies.
Suzuki, M. (2021). Core muscles in traditional Japanese meditation: A biomechanical analysis. International Journal of Bodywork.
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