2025年8月21日
〜花をいけることは、身体の軸をいけること〜
華道において最も重要なのは、花材の高さや角度だけでなく、重心の配置です。
天(高く伸びる枝)・地(支える花)・人(中間をつなぐ葉)の三才配置は、単なる美的形式ではなく、重心のバランス学として成立しています。
花器の底に置く「根の安定」=骨盤・足裏の安定
枝を支える「隠れた支点」=体幹深層筋の支え
全体の傾きと流れ=背骨から頭頂までの軸線
つまり、華道の所作はそのまま「身体の重心操作の型」なのです。
身体の重心は常に微細に揺れています。
立位時の重心動揺を計測すると、約0.1〜1Hzの揺らぎが観察されます。
このリズムは呼吸(約0.2Hz)、心拍(約1Hz)と共鳴し、安定と動揺の調和を生みます。
華道で花をいける瞬間、手の動きと呼吸が一致し、全身の周波数が整えられる。
花の重心と身体の重心が「同調」したとき、作品は静けさと生命感を同時に放ちます。
華道の動作を筋肉的に分解すると:
花器を持つ所作:上腕三頭筋・僧帽筋下部・前鋸筋で安定
枝を切る所作:前腕屈筋群と体幹の連動
花をいける所作:腹横筋・多裂筋が重心を支え、呼吸と同期
華道の「静かな動き」は、深層筋の微細なコントロールの集積なのです。
筋トレエステ銀座のEMSを華道的感覚で応用すれば:
腹横筋・骨盤底筋への低周波刺激 → 花器の「根」の安定
脊柱起立筋・多裂筋への中周波刺激 → 花の「幹」の垂直性
僧帽筋・広背筋の調整 → 花枝の流れとバランス
EMSトレーニングを「華道の型」と重ねることで、姿勢そのものが作品になる身体が育ちます。
現代社会は、スマホ姿勢やデスクワークにより、重心が乱れがちです。
猫背 → 胸が閉じ、呼吸が浅くなる
骨盤後傾 → 重心が後ろにズレ、腰痛を誘発
視線の低下 → 精神的自信の低下へ
華道的所作は、重心を下ろし、背骨を伸ばし、呼吸を深める実践です。
EMSを組み合わせれば、日常生活の中で「いけ花のように美しい姿勢」を保てるようになります。
華道は「花と身体の重心バランス」を学ぶ芸術である
重心は0.1〜1Hzの揺らぎを持ち、呼吸・心拍と共鳴する
花をいける所作は深層筋の安定性で支えられている
EMSは華道的重心感覚を現代人の身体に再教育できる
花をいけることは、姿勢をいけること。
華道は、私たちの身体軸を整える「周波数の稽古」なのです。
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