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デブ菌と痩せ菌って何?腸内フローラと筋トレの関係

2025年8月21日

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筋トレエステ銀座

デブ菌と痩せ菌って何?腸内フローラと筋トレの関係

私たちの体には、数百種類・数兆個もの腸内細菌が棲みついています。この腸内環境は「腸内フローラ」と呼ばれ、体重や代謝、免疫、精神状態にまで影響を及ぼすことがわかっています。その中で特に注目されるのが、俗に「デブ菌」と「痩せ菌」と呼ばれる腸内細菌です。


デブ菌・痩せ菌とは

  • デブ菌(肥満関連菌)
    主にFirmicutes(フィルミクテス門)に属する菌群で、食物から効率よくエネルギーを吸収する傾向があります。そのため、同じ食事量でも体脂肪が増えやすいと言われています(Turnbaugh et al., 2006, Nature)。

  • 痩せ菌(スリム菌)
    主にBacteroidetes(バクテロイデス門)が代表的で、エネルギー吸収効率が低く、腸内で脂質や糖の吸収を抑制する働きがあります。

科学的データ:

  • 肥満者の腸内フローラは、痩せている人に比べてFirmicutes/Bacteroidetes比が高い傾向がある(Ley et al., 2006, Nature)。

  • マウス実験では、痩せ菌を移植すると体脂肪の増加が抑制されることが報告されている。


腸内フローラと筋肉・代謝の関係

腸内細菌は消化・吸収だけでなく、筋肉や代謝にも影響を与えます。

  1. 短鎖脂肪酸(SCFA)の産生
    痩せ菌が生産する酪酸やプロピオン酸は、筋肉のエネルギー代謝を助け、脂肪燃焼を促進する作用があります(Canfora et al., 2015, Nat Rev Endocrinol)。

  2. 炎症抑制
    デブ菌優位の状態では、腸管透過性が高まり慢性炎症が生じやすく、筋肉の合成や回復を妨げることがあります。EMSや筋トレで筋肉を鍛える場合も、炎症があると効率が低下します。

  3. インスリン感受性
    腸内フローラのバランスは血糖管理に影響します。痩せ菌優位だと、糖代謝がスムーズになり、筋肉へのグリコーゲン補給効率も向上します。


筋トレエステ銀座と腸内環境の関係

筋トレエステ銀座では、EMSを用いた深層筋トレーニングを行いますが、筋肉と腸内フローラは密接に関連しています。

  • 筋肉を動かすことで腸管運動が促進され、腸内環境改善に貢献

  • EMSによる筋刺激は、短鎖脂肪酸の生成を助ける痩せ菌の活性化を間接的にサポート

  • 腸内フローラの改善で脂肪燃焼効率が上がるため、EMSトレーニングの効果がより出やすくなる

つまり、痩せ菌を増やす生活習慣とEMS筋トレを組み合わせることで、「腸・筋・代謝」の三位一体でボディメイクが可能になるのです。


痩せ菌を増やすポイント

  1. 食物繊維・発酵食品の摂取
    野菜・海藻・納豆・ヨーグルトなど

  2. 適度な運動
    筋トレ・有酸素運動で腸運動を刺激

  3. 睡眠・ストレス管理
    腸内フローラは自律神経の影響を受けやすい

  4. 抗生物質の乱用を避ける
    不要な抗菌薬は痩せ菌まで減らすことがあります


まとめ

  • デブ菌・痩せ菌は腸内フローラのバランスで決まる

  • 痩せ菌優位は脂肪燃焼・筋肉効率・代謝に有利

  • EMSトレーニングと組み合わせることで、腸と筋肉の両方を活性化

  • 食事・運動・生活習慣を整え、科学的に痩せ菌をサポートすることが重要

腸内フローラと筋肉の関係を理解すれば、EMSトレーニングの効果も最大化できる。筋トレエステ銀座では、科学的根拠に基づき、腸・筋・代謝の三位一体アプローチを推奨します。


参考文献:

  1. Turnbaugh PJ, et al. An obesity-associated gut microbiome with increased capacity for energy harvest. Nature. 2006;444:1027–1031.

  2. Ley RE, et al. Obesity alters gut microbial ecology. Nature. 2006;444:1022–1023.

  3. Canfora EE, et al. Gut microbial metabolites in obesity, NAFLD and T2DM. Nat Rev Endocrinol. 2015;11:577–591.

  4. Clarke SF, et al. Exercise and associated dietary extremes impact on gut microbial diversity. Gut. 2014;63:1913–1920.


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す。


EMS×腸活:痩せ菌を活かす1週間プログラム

EMSトレーニングの効果を最大化するには、腸内フローラのバランスが重要です。ここでは、痩せ菌を増やす食事・生活・EMS運動を組み合わせた1週間プログラムを紹介します。


プログラムの基本原則

  1. EMS筋トレ

    • 腹横筋・多裂筋・大腿四頭筋などの深層筋を刺激

    • 短鎖脂肪酸(SCFA)活性化を間接的にサポート

  2. 食事

    • 発酵食品+食物繊維で痩せ菌を優位に

    • 高脂肪・高糖質を避け、腸内炎症を抑制

  3. 生活習慣

    • 睡眠7~8時間

    • 軽い有酸素運動やストレッチで腸運動を促進


1週間サンプルプログラム

曜日 EMSトレーニング
ヨーグルト+オートミール+フルーツ 野菜たっぷりサラダ+鶏胸肉 玄米+納豆+味噌汁 体幹15分+下肢10分
味噌汁+全粒パン 野菜スティック+サーモン きのこ・海藻スープ 体幹15分+上肢10分
グリーンスムージー+ナッツ 豆腐サラダ+雑穀ごはん 発酵野菜+鶏もも肉 下肢・臀筋15分
ヨーグルト+ベリー類 魚介の蒸し物+サラダ 玄米+納豆+味噌汁 体幹15分+全身EMS10分
味噌汁+全粒パン 野菜スープ+豆類 発酵食品+鶏胸肉 上肢・体幹15分
グリーンスムージー+オートミール 野菜+魚介 雑穀ごはん+海藻 全身EMS20分
ヨーグルト+ナッツ サラダ+卵 発酵食品+蒸し野菜 軽いEMS+ストレッチ

■ポイント解説

  1. 朝は発酵食品+食物繊維

    • 痩せ菌を優位にして腸内環境を整え、EMS効果を高める

  2. 昼食はタンパク質+野菜

    • 筋肉合成をサポートし、腸内フローラの多様性を維持

  3. 夜は消化に良い発酵食品中心

    • 腸内細菌の夜間活性を促進し、脂肪燃焼効率を上げる

  4. EMSは深層筋優先

    • 腸管運動を助け、短鎖脂肪酸の生成をサポート

  5. 軽い有酸素運動・ストレッチ

    • 腸蠕動を促進し、痩せ菌の増殖に有利


まとめ

  • 腸内環境(痩せ菌優位)とEMSトレーニングを組み合わせることで、脂肪燃焼効率・筋肉活性・代謝が同時に向上

  • 発酵食品・食物繊維・良質タンパク質・EMS筋トレの三位一体で、科学的に痩せ菌を活かす

  • 筋トレエステ銀座では、EMSと栄養指導を組み合わせ、痩せ菌活性化とボディメイクを両立するプログラムを提供