2023年8月14日
わかっていても止められない暴飲暴食があります。それが女性特有の生理前のホルモンバランスの乱れ等による生理現象です。どうやってもおさえられない場合の対策は、諦めて食べまくることです。日頃、食事管理をしている強者であっても、生理前だけは、暴飲暴食を許してあげてください。生理前そして生理中のイライラを感じる方々にとって本当に辛い時期です。その辛い時期(約10日)を毎月過ごすわけですから周囲の理解も必要になります。
女性にとっては、当たり前すぎる情報になりますが、卵巣ホルモンから分泌される2つの女性ホルモン、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が説明されることが多いです。エストロゲンとプロゲステロンは、互いにバランスを取り合っていますが生理前後に乱れます。
エストロゲンは、月経終了後から排卵日にかけて多く分泌され、排卵後から月経開始前までの間は、プロゲステロンの分泌量が多くなります。この周期が乱れやすく些細なストレスでも乱れてしまう、とても繊細さんなんです。エストロゲンとプロゲステロンのバランスが乱れると月経不順や不妊となって体に自覚症状として現れます。月経トラブルの主な症状は5つです。
①月経不順
月経周期は基本28日ですが25〜40日の範囲であれば問題はないとされています。
②過多月経
出血量が多く長引く場合などは、子宮筋腫の考えられるため専門医を受診してください。また太りやすくなります。
③過少月経
月経期間は3〜7日程度てすが短すぎたり経血がいつもより少なすぎる場合は、子宮のトラブルが考えられるので念のためすぐに専門医を受診してください。
④無月経
妊娠や閉経、ホルモン療法など以外で3ヶ月以上月経がこない場合は、すぐに専門医を受診してください。骨や血管、内臓等への影響がでてしまうので要注意です。
⑤不妊
ホルモンバランスの乱れが原因で排卵がおきず妊娠しづらい状態の方々も増えています。不妊の原因は、女性側だけでなく男性側にも問題がある場合が多いです。
女性は、45歳くらいから閉経に向けて、生理周期が約28日周期から乱れ始めていきます。基本的には45歳から55歳の約10年間が閉経期間とされていて、顔や首から急に汗が出てとまらないホットフラッシュや食欲増進などの症状がでる方々もいます。女性にとって、45歳から55歳にかけて、沢山のケア方法を試される方々も多いようです。ホルモンバランスが乱れると体調不良や精神不安定によって、思うように行動ができなくなります。自身の体質と向き合う大切な時期になりますので1人で悩まずボディメンテナンスを始めるタイミングになります。20代や30代のときのように多少の無理は我慢できたかもしれませんが40代からは無理は絶対にしてはいけません。理由は、生産性が著しく低下してしまい全てにおいてパフォーマンス力が落ちてしまいます。睡眠不足は最も危険です。40代以降に10キロ以上太ったという方は、原因不明の子宮筋腫を含め子宮に関するトラブルも増えてきます。肩こりや腰痛、慢性疲労など不調がどこかかしこにでてきます。自宅で自力でできるケアにもどうしても限界があります。40歳から60歳までは、お金をかけてボディメンテナンスを選択していただきたいです。人生100年と言われる時代です。50歳はまだ人生の半分ということになります。50年の前半戦で肉体に多大な負担をかける肉体改造はオススメしていません。関節や心臓に負担をできる限りかけないでボディケアをしてほしいのです。
食べたいものを食べ過ぎないようにするだけで十分です。ブレーキをかける練習が必要です。45歳以降に身につける必要がある美容健康スキルは5つあります。
①大好きなものを少量にする
②依存性食品に関する知識をつける
③クチコミを安易に信じない
④食事から栄養素をとる
⑤関節や内臓に負担をかけない
この5つは、基本中の基本ですが意外とできていません。経済的にも余裕がうまれて流行りにのっかって楽しいライフスタイルをおくりはじめる時期でもあります。早い方であれば子育てが終わり第二の人生を歩み出す時期です。そんなときにこそ、美容健康の中でもボディメンテナンスをはじめていただきたいのです。もうすでに始められているならば、その方法が自らに合っているかの確かめ作業は常にお願いします。
暴飲暴食との付き合い方を楽しむところから始まります。きたきたきたぁ食べたい衝動!止めないでください。食べまくってください。そして後悔しないでください。食べたいなら食べてください!食べたいなら食べるしか他に方法はありません。なぜ食べたくなるのかは、食べた後に考えてみましょう。そして取り敢えず、満たしてあげてください。食べている風景をスマホで動画に保存するのもよし、思い出の写真として保存していただきたいくらいです。40歳以降のダイエットでは、暴飲暴食をやめないでほしいと伝えてきましたが、甘い考えでは決してありません。甘いのではなく、超甘やかしレベルです。それで良いのです。甘やかし多分、プラスマイナスゼロにまずするという意識をもてるようになります。そこが重要な分かれ道です。良い方向に進めるための準備体操だとお考えください。急には難しいです。明日、10キロ痩せるなんてほぼ不可能です。格闘技選手が軽量前日に水抜きで10キロ減量させる体に最大の負担をかけて試合に勝てた選手はいないはずです。太るのは1週間もあれば5キロや10キロは簡単に太れます。痩せるためには、1年かけてゆっくりゆっくりダイエットに取り組んでいく必要があります。
①楽しい
②無理なく続けられる
③生活の質が高まる
まず挑戦してみてください!必ずダイエットに成功します!