2025年6月1日
種類 | 主な目的 | 特徴 | 対象者 |
---|---|---|---|
ピラティス | 体幹強化・姿勢改善 | 自重によるインナーマッスルの制御 | 動作制御・柔軟性がある人向け |
ヨガ | 呼吸と心身の統合・柔軟性の向上 | ポーズ(アーサナ)と呼吸法 | 可動域や筋力に余裕がある人 |
EMS | 神経-筋肉への直接刺激による活性化 | 電気信号で筋収縮を誘発 | 運動不足・高齢者・初心者にも効果的 |
🧠ポイント:ピラティスやヨガは、一定の柔軟性や筋力、ボディコントロールが求められます。
一方、EMSは「使いたい筋肉を感じられない人」のための科学的アプローチです。
EMSは、脳や脊髄を経由せずに筋肉の運動神経に直接電気信号を送り、収縮を引き起こす技術です。
これは「随意運動(自分の意志)」では動かしにくい深層筋(インナーマッスル)にも作用し、
運動機能が低下している人や、初心者でも安全に筋力トレーニングができることがわかっています。
✅ 特に腹横筋・骨盤底筋・脊柱起立筋など、ピラティスやヨガで“意識しにくい部位”に対して極めて有効です。
ヨガ・ピラティスは「リハビリにも良い」と言われがちですが、実際には以下のリスクも指摘されています。
フォームが不安定なまま行うと筋膜損傷・関節痛を引き起こす
骨粗しょう症や脊柱側弯、運動器疾患のある人に過負荷となる
慣れていない人は呼吸が浅くなり、自律神経を乱すことも
❗医療文献上でも、「筋力・柔軟性・バランス力が十分でない人には慎重に導入すべき」とされています。
特に高齢者や運動初心者、姿勢が崩れてインナーマッスルが「眠っている人」には、EMSの活用が推奨されています。
筋委縮を伴わずに筋力を向上(Kemmler et al.)
深層筋の神経再教育に有効(Paillard)
筋力を高めると同時に、関節や靭帯への負担を減らせる
✅EMSは“感じられない筋肉”の**「スイッチを入れる」装置**です。
ピラティスやヨガを安全かつ効果的に行うための、前段階の準備としても理想的です。
💬「長年ヨガをしていたけど、腰がずっと痛かった。EMSを受けて初めて、腹横筋を“感じられた”」
— 40代 女性 ヨガインストラクター
💬「ピラティスでうまく動けない原因が、そもそも筋肉が使えてなかったからと分かってショックだった。今はEMSで整えてから毎回スタジオに行ってます」
— 30代 女性 OL
🔹体幹・骨盤底筋EMSトレーニング(30分)
🔹あなたの姿勢・呼吸のクセを徹底分析
🔹専門スタッフが、ピラティス・ヨガへの最適導入法をご提案
ピラティスやヨガは素晴らしいボディワークですが、“感じられる身体”でなければ、本来の効果は得られません。
まずは神経と筋肉の再接続。
それが、あなたのカラダが変わり始める第一歩です。
EMSで“眠っている筋肉”を目覚めさせましょう。
Maffiuletti NA et al., Electrical stimulation for neuromuscular testing and training, Eur J Appl Physiol. 2011.
Kemmler W et al., Whole-body electromyostimulation to fight sarcopenia in community-dwelling older women, Clin Interv Aging. 2018.
Paillard T., Combining general and specific training to enhance neuromuscular functions, Front Physiol. 2018.
Cramer H et al., Risks and safety of yoga practices: results of a national survey, BMC Complement Altern Med. 2013.
Segal NA et al., Systematic review of yoga for low back pain, Am J Phys Med Rehabil. 2004.