2025年6月7日
―本当の変化は「素の自分」を出せた瞬間に始まる―
ダイエットも、ボディメイクも、リバウンドせずに続けられないのは「意志が弱いから」「努力不足だから」でしょうか?
実は、続けられない原因の多くは“担当者選び”にあります。
あなたが“素を出せない”“本音を言えない”“失敗を隠してしまう”環境にいるなら、どんなに頑張っても本質的な変化は起きません。行動変容の科学でも、「内発的動機づけ」こそが長期的な継続につながると明らかにされています(Ryan & Deci, 2000)。
つまり、「わがままな自分を受け入れてくれる担当者」と出会うことが、変化の第一歩なのです。
人が習慣を変えるとき、最も大事なのは「環境」と「関係性」です。
たとえば、ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』でも示されているように、人は合理的に行動するよりも、感情や安心感に基づいて意思決定する傾向があります。
つまり、「この人には正直に話せる」「言い訳しても大丈夫」と思える関係性の中でこそ、はじめて“本気の挑戦”が始まります。
自分の「つらい」「しんどい」「やりたくない」という感情は、変化に対する心と体の“リアルな反応”です。それを無視してストイックに突き進むと、自己嫌悪とリバウンドのスパイラルに陥ります。
大事なのは、「わがまま」な自分を出しつつ、寄り添ってくれる人の存在です。これは、パーソナルトレーナーやボディセラピストとの相性にも深く関わります。
私たち「筋トレエステ銀座」では、以下のような方こそ大歓迎です。
「今日は眠くてやる気が出ない」と正直に言える人
「生理前で情緒が乱れてます」と話せる人
「もっと楽して痩せたい」と本音を漏らせる人
それに対して私たちは、医学的・神経生理学的根拠に基づいて対応します。
たとえば、生理前の自律神経の乱れに対しては迷走神経刺激を応用したEMSメニューを設計。モチベーションが上がらない時期には、報酬系ドーパミン刺激を意識したプログラムを導入しています。
わがままを「個性」や「症状のサイン」として受け止め、それに寄り添うことが、真の“伴走型トレーナー”の姿だと考えています。
科学的にも、「自分の本音を出せる関係性」こそが行動変容の鍵とされています。
変化の初期段階では「否認・葛藤・準備不足」が前提となっており、そこを支えるために必要なのが“共感的対応”。
内発的動機付けを引き出すには「自律性の尊重」「有能感の支援」「関係性の安心」が重要とされます。
筋トレエステ銀座のトレーナーは、単なる運動指導者ではありません。心理学・神経科学・美容医療の知識を統合して「個の変化」に向き合う伴走者なのです。
ダイエットも筋トレも継続できる人は、「自分にとっての“推し”トレーナー」に出会えた人です。
相性が合えば、疲れていても会いたくなる。行きたくない日も「推しの顔見たら元気出る」。
そんな感情が、継続と成果を生む最大の原動力です。
あなたが変われないのは「意志の弱さ」ではなく、
**「安心して本音を話せる環境に出会っていないだけ」**です。
筋トレエステ銀座は、どんなあなたも否定しません。
泣きたくなった日も、サボりたくなった日も、怒りたくなった日も。
その“素”を出しても、ちゃんと一緒に進んでいける空間です。
自分を責めるのをやめて、わがままな自分ごと受け入れてくれる人を、見つけに来てください。
その一歩が、人生を変える筋肉とメンタルをつくります。
Ryan, R. M., & Deci, E. L. (2000). Self-determination theory and the facilitation of intrinsic motivation, social development, and well-being. American Psychologist, 55(1), 68.
Prochaska, J. O., & DiClemente, C. C. (1983). Stages and processes of self-change of smoking: Toward an integrative model of change. Journal of Consulting and Clinical Psychology.
Kahneman, D. (2011). Thinking, Fast and Slow. Farrar, Straus and Giroux.
厚生労働省:運動指導者ガイドライン(2020)