2025年6月8日
以下に、世界中で展開されている主要なEMS(Electrical Muscle Stimulation)機器メーカーとその製品を紹介するコラムをお届けします。各企業の公式ウェブサイトへのリンクも明記しております。
特徴:医療認証を取得した全身EMSトレーニング機器を提供。
製品:「miha bodytec II」「m.ove」など、業務用・ポータブル両対応のモデルを展開。
用途:フィットネス、リハビリテーション、パーソナルトレーニング。
公式サイト: miha-bodytec.com
特徴:アスリート向けの高性能EMS機器を開発。
製品:「Compex Mini」など、スマートフォン連携可能なポータブルモデル。
用途:筋力強化、リカバリー、痛みの緩和。
公式サイト: compex.com
特徴:家庭用EMS/TENS機器を幅広く展開。
製品:「EMシリーズ」など、筋肉刺激と神経刺激を組み合わせたデバイス。
用途:筋肉のリラクゼーション、痛みの緩和、トレーニング補助。
公式サイト: beurer.com
特徴:TENSとEMSを組み合わせたデバイスを提供。
製品:「XPDSシリーズ」など、家庭用・携帯用モデルを展開。
用途:痛みの緩和、筋肉のリラクゼーション、血行促進。
公式サイト: hidow.com
特徴:ワイヤレスEMSスーツとAI制御ソフトウェアを組み合わせたシステム。
製品:「i-motion EMS」など、プロフェッショナル向けの全身トレーニング用デバイス。
用途:フィットネス、リハビリテーション、パーソナルトレーニング。
公式サイト: imotion-ems.com
特徴:ワイヤレスEMSスーツと専用アプリを組み合わせたトレーニングシステム。
製品:「Wiemsfit」など、全身EMSトレーニング用のスーツ型デバイス。
用途:フィットネス、筋力強化、リハビリテーション。
公式サイト: wiemspro.com
特徴:家庭用のコンパクトなEMSデバイスを提供。
製品:「MOTECARE」など、20段階の強度調整が可能なデバイス。
用途:筋肉のトレーニング、リラクゼーション、日常的なケア。
公式サイト: maxell.jp
特徴:100年以上の歴史を持つ物理療法機器メーカー。
製品:NMES、短波療法、超音波療法など、多様な物理療法機器を提供。
用途:リハビリテーション、筋肉の再教育、痛みの緩和。
公式サイト: emsphysio.com
特徴:医療用の電気刺激デバイスを開発・販売。
製品:痛み管理、神経診断、心臓モニタリング用のデバイス。
用途:慢性痛の管理、神経系の診断、リハビリテーション。
公式サイト: en.wikipedia.org
世界のEMS機器市場は、2024年に約12億ドルと推定され、2033年までに25億ドルに達すると予測されています。これは、フィットネスやリハビリテーション分野での需要増加、技術革新、家庭用デバイスの普及などが要因とされています。
EMS機器は、フィットネス、リハビリテーション、痛みの管理など、多岐にわたる用途で世界中で活用されています。各メーカーは、ユーザーのニーズに応じた多様な製品を提供しており、今後も技術の進化とともに市場は拡大していくと考えられます。
イタリア宇宙局(ASI)にEMS(Electrical Muscle Stimulation)スーツを提供しているイタリア企業は、REA Spaceです。先日、目黒雅叙園で開催されたファッションショーで直接見る事ができて面白かったですが、まだまだこれからという感じでした。JAXAもぜひ!
REA Spaceは、2022年に設立されたイタリアのスタートアップ企業で、宇宙飛行士の健康維持を目的とした革新的なウェアラブル技術を開発しています。同社の代表的な製品であるEMSi(Electrical Muscle Simulation)スーツは、微小重力環境下での筋萎縮や体液分布の変化を軽減するために設計された**船内活動用スーツ(Intra-Vehicular Activity Suit)**です。i3p.it
このスーツは、抗菌性のある素材で作られており、腕、脚、胴体の筋活動をモニタリングするセンサーを内蔵しています。また、圧縮機能を備えており、体液の再分布を助けることで、宇宙飛行士の健康維持に寄与します。2024年1月には、イタリア空軍およびイタリア宇宙局(ASI)との協力のもと、Axiom SpaceのAx-3ミッションで初の軌道上テストが実施されました。 i3p.it+5spacewear.it+5esabic-turin.it+5
EMSiスーツは、その革新的なデザインと機能性が評価され、2024年6月にイタリアの著名なデザイン賞である**コンパッソ・ドーロ(Compasso d’Oro)**を受賞しました。この賞は、イタリア工業デザイン協会(ADI)によって授与され、優れたデザイン製品に贈られます。 esabic-turin.it+1i3p.it+1
REA Space公式サイト:REA Space
ESA BIC Turinによるニュース記事:The EMSi spacesuit by REA Space wins the Compasso d’Oro 2024
Axiom SpaceによるEMSiスーツの紹介:EMSI Muscle Monitoring Suit
REA Space以外にも、世界中でEMS(Electrical Muscle Stimulation)スーツを開発・提供している企業が多数存在します。以下に、主要な企業とその特徴をまとめました。
製品:「Skinn」シリーズ(個人向け)、「Studio」シリーズ(業務用)
特徴:超薄型で伸縮性のある素材を使用し、20箇所の筋肉刺激ポイントを搭載。個人用スーツは水で湿らせる必要がなく、メンテナンスも容易です。
公式サイト:Innline Global
製品:「Wireless EMS Suit」など、家庭用および業務用のEMSスーツ
特徴:ワイヤレス設計で、EMSレギンスや骨盤底筋トレーニング用パンツなど多様な製品を展開。OEM/ODMにも対応しています。
公式サイト:EMS Bodytime
製品:「SBODY MD-K16」シリーズなど、個人向けEMSスーツ
特徴:ワイヤレスで軽量な設計により、自宅や屋外でのトレーニングが可能。筋力強化、減量、リハビリなど多目的に利用できます。
公式サイト:Brute Suits
製品:「Customized EMS Training Suit」など、カスタマイズ可能なEMSスーツ
特徴:20箇所の筋肉刺激ポイントを備えたスーツで、ブランドロゴの印刷やカラー選択などのカスタマイズが可能。抗菌性のあるネオプレン素材を使用しています。
公式サイト:Bodytech Wellness
製品:EMSトレーニング用のアンダーウェア
特徴:竹繊維とコットンを使用した高吸水性・通気性のある素材で、カラーやロゴのカスタマイズが可能。miha bodytecなど他社のEMSベストとも互換性があります。
公式サイト:EMS-Wear.com
製品:「EMS Power Suit」など、業務用EMSスーツ
特徴:乾式電極を採用し、水で湿らせる必要がない設計。12チャンネルで主要な筋肉群を刺激し、Bluetooth 5.0によるワイヤレス接続が可能です。
公式サイト:EMS Power
製品:「NEXT LEVEL EMS Suit」など、個人向けEMSスーツ
特徴:中周波数(EMA)を使用し、低周波EMSよりも快適なトレーニング体験を提供。ストレッチ性の高い素材で、サイズ調整も容易です。
公式サイト:Kraftwunder
製品:「EMS Technology Suit」など、業務用EMSスーツ
特徴:20分のトレーニングで従来の120分の効果を謳い、20箇所の筋肉を同時に刺激可能。グループトレーニングにも対応しています。
公式サイト:Gugeer EMS Training
これらの企業は、それぞれ独自の技術やデザインでEMSスーツを開発・提供しており、フィットネス、リハビリテーション、パフォーマンス向上など多様なニーズに応えています。