2025年6月9日
― 痛みの正体は、大殿筋の“下のほう”にある
「お尻の下のほうが痛い」「座ってるとジワジワくる」「片足だけ痛む」
そんな症状があるなら、それは通称“でんきんかぶ”の炎症、または大殿筋下部の硬直や神経圧迫が原因かもしれません。
長く座るとお尻の奥が痛い
起き上がるときに「ズキッ」と走る
足の後ろ側がつっぱる(坐骨神経に似た症状)
お尻を叩くと痛い場所がある
米国やドイツの整形外科・理学療法のガイドラインでは、「でんきんかぶ=運動療法で治す」ことがほぼ常識。
痛み止めや安静では、**根本原因である“筋機能不全”や“トリガーポイント”**が解消しないためです。
硬くなった大殿筋下部や梨状筋の血流改善
腓骨筋や菱形筋との連動性(身体のつながり)を再学習
神経圧迫の緩和(特に坐骨神経)
不良姿勢の是正による反復負荷の軽減
🇺🇸米国整形外科学会(AAOS):
“Gluteal dysfunction and deep gluteal pain must be addressed through neuromuscular retraining and movement-based therapy.”
結論から言えば、YES。
ただし、それは「ただのストレッチ」や「揉み解し」ではなく、解剖学・神経学・運動連鎖を理解した、戦略的アプローチが必要です。
方法 | アプローチ部位 | 期待できる効果 |
---|---|---|
医療用EMS | 大殿筋・梨状筋・多裂筋 | 深層部の緊張緩和と神経活性 |
筋膜リリース | 腓骨筋・菱形筋など遠隔部 | 運動連鎖の再構築 |
呼吸調整+骨盤底筋エクサ | 横隔膜・骨盤・腹横筋 | 体幹安定 → 負担軽減 |
動作分析ベースのトレーニング | 歩行・階段・座位姿勢 | 習慣的な負荷の修正 |
筋トレエステ銀座の施術は、単なる“揉む・ほぐす”ではありません。
**「動きの再学習」と「筋の再教育」**を主軸に置いた、非医療×科学的運動療法の融合型。
「治す」ではなく、「正しい身体の使い方を再プログラムする」
それが、でんきんかぶ痛における**現代的な“ケアの本質”**です。
多くの場合、この痛みは**「本来の動きができていない」ことへの身体の警告です。
何もしていないのに痛いのではなく、「間違った使い方を続けた結果としての炎症」**なのです。
それはつまり――
❌ 治療だけに頼るのではなく、
✅ 自分の動きを見直す時期がきた、ということ。
お尻の痛みは、お尻だけの問題ではありません。
「上からも、下からも、身体はつながっている」。
それを理解し、動かして、再教育して、整える。それが、現代の「痛みを自力で変える知恵」です。