2025年6月11日
「最近疲れやすい」「なんとなく不調」「肌が荒れやすいけど病気じゃない」
──そんな“まだ病気と診断されないけれど、確実に不調を感じる状態”を指すのが「未病(みびょう)」です。
これは東洋医学の概念として古くから存在しており、近年では西洋医療の中でも「プレシック(Pre-sick)」や「サブヘルス」として重要視されています。
40〜50代は、ホルモンバランスや代謝機能、自律神経に変化が現れやすい年代。その変化を“未病のサイン”として受け止め、対処していくことが、未来の美と健康を守る鍵となります。
「未病」は体だけでなく肌・髪・ボディラインなどの美容面にも直結します。例えば:
肌トラブル:ホルモンの揺らぎや腸内環境の乱れによる乾燥・くすみ・毛穴の開き
体型の変化:筋肉量の減少、基礎代謝の低下による脂肪の蓄積(特に内臓脂肪)
メンタル美容:不安感・イライラ・睡眠不足による肌荒れやたるみ
このように、病気未満の不調を放置すると、加齢のせいにしがちな“老化サイン”が加速します。
予防医療の観点では、**「症状が出てから対処する」のではなく「変化を感じたらケアを始める」**ことが重要です。美容もまた、早めの“根本ケア”が未来の見た目年齢を左右するのです。
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、美容や健康に密接に関係しています。40代以降、腸内の善玉菌は減少傾向になり、便秘・ガス・肌荒れ・イライラなどの“未病サイン”が現れやすくなります。
対策:
発酵食品や水溶性食物繊維を毎日摂る
EMSなどで腹部インナーマッスルを刺激し、腸の蠕動運動を促進
自律神経を整える深い呼吸・軽運動を習慣化
筋肉量は30代後半から年1%ずつ減少し、40代〜50代では見た目と代謝の両方に影響が出始めます。
特に注目したいのは、深層筋(インナーマッスル)と抗重力筋(下腹部・お尻・背中)。EMS(電気的筋肉刺激)によって、自分では鍛えにくい部位も効率よく刺激できます。
対策:
EMSトレーニングで骨盤底筋・腹横筋・中臀筋を活性化
1日10分〜20分のEMSでも、週2〜3回で代謝が向上
姿勢改善にもつながり、猫背や下腹ぽっこりを予防
エストロゲン(女性ホルモン)は、肌のハリ・骨密度・脂肪分布・メンタル安定に関与しています。
40代後半〜50代は更年期の移行期にあたり、ホルモンの急激な変化により、美容トラブルが表面化しやすくなります。
対策:
睡眠をしっかり取る(成長ホルモン分泌のため)
温活・入浴・アロマで副交感神経を優位に
大豆イソフラボンなどエストロゲン様物質の摂取(医師と相談)
定期的な体組成測定や**ホルモンバランスチェック(血液検査)**といった医学的データと、日々の体調や気分、肌の状態といった“感覚”を両方記録していくことが、美容の未病対策では非常に有効です。
例:
体温が下がった → 代謝低下 → EMS+温活
肌がくすむ → 腸活が必要 → 発酵食+EMS腹部刺激
むくみが出やすい → 自律神経の乱れ → 睡眠・リズム運動改善
当サロンでは、40〜50代女性のための未病予防プログラムを展開しています。
EMSトレーニング:個別の筋バランスとホルモン傾向に基づき設計
骨格&姿勢分析:未病の要因である姿勢癖や呼吸機能も診断
腸活&睡眠指導:ライフスタイルを変えずに続けられるアドバイス付き
医学・運動学・東洋医学の知見を統合し、見た目だけでなく「身体の中から整える」ことを目指します。
40代〜50代は、老化に“抗う”のではなく、賢く受け入れて進化する世代です。
病気になる前の小さな違和感を放置せず、今のうちからケアを始めることで、60代・70代の見た目も心も劇的に変わります。
未病ケアは、未来の自分への“投資”です。
今、あなたが感じている不調は、未来の美しさをつくるヒントなのです。
無料カウンセリング&未病チェック受付中 → 筋トレエステ銀座へのご予約はこちら
執筆・監修:
EMS筋トレエステ銀座チーム(看護師/ホルモンバランス指導士/栄養アドバイザー)
参考文献:
厚生労働省「未病と予防」政策レポート(2023)
日本抗加齢医学会「予防医療とアンチエイジング」
Journal of Preventive Medicine, 2022
女性ホルモンと美容の教科書(主婦の友社)