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更年期と美容の関係~「変わる私」を受け入れて、もっとキレイに~

2025年6月11日

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筋トレエステ銀座

更年期と美容の関係

~「変わる私」を受け入れて、もっとキレイに~


◆1. 更年期とは何か?美容との関係を知る前に

**更年期(こうねんき)**とは、閉経の前後5年ずつ、合計約10年間の時期を指します。多くの女性は45歳〜55歳ごろにこの時期を迎えます。

この時期、体内では**女性ホルモン(エストロゲン)**が急激に減少します。エストロゲンは「女性らしさ」を保つホルモンで、美容に直結する作用を多く持っています。


◆2. 女性ホルモンがもたらす「美容作用」

エストロゲンには、以下のような美容・健康作用があります。

エストロゲンの作用 美容への影響
コラーゲン産生を促す ハリ・弾力のある肌
皮脂分泌をコントロール ニキビや乾燥の予防
メラニン抑制作用 シミ・くすみの抑制
骨密度の維持 姿勢や輪郭のキープ
自律神経の安定 血流改善、むくみ予防

つまり、更年期=エストロゲンの減少=美容の土台が揺らぐ時期というわけです。


◆3. 更年期に起こる美容の変化とは?

更年期になると、多くの女性が以下のような変化を感じます。

▽ 肌の変化

  • ハリがなくなる、たるむ

  • シワが増える

  • シミ・くすみが出やすい

  • 肌が乾燥しやすくなる

▽ 体型の変化

  • お腹・腰回りに脂肪がつきやすくなる

  • 筋肉量が減少して引き締まりがなくなる

▽ 髪・爪の変化

  • 髪が細くなり、ボリュームがなくなる

  • 抜け毛が増える

  • 爪が割れやすくなる

▽ メンタルの影響による美容ダメージ

  • 睡眠の質の低下 → 肌の回復力が低下

  • イライラ・不安感 → ストレスホルモン増加 → 肌荒れ

  • 社交意欲の低下 → ケアの手抜き → 外見の変化に拍車


◆4. 医学的視点から見た「美容と更年期」のエビデンス

近年の研究では、更年期と美容トラブルの関係性がより明確に示されています。

  • エストロゲンとコラーゲンの関係
    → 「閉経後、皮膚のコラーゲン量は平均30%減少する」
    (Source: Brincat et al., 2005)

  • 肌の水分保持能力の低下
    → 「閉経後は皮膚バリア機能が著しく低下する傾向がある」
    (Journal of Dermatological Science, 2014)

  • 骨格の変化と見た目
    → 骨密度の減少は顔の骨格を変化させ、頬のこけ・顎のたるみにつながる
    (Endocrine Reviews, 2009)


◆5. 更年期美容ケア:具体的な対策とヒント

✔ ホルモンバランスのケア

  • 婦人科でのホルモン補充療法(HRT):医師と相談しながら導入検討

  • **植物性エストロゲン(大豆イソフラボン)**の摂取:納豆、豆腐、きなこなど

✔ スキンケアの見直し

  • 保湿力の高い化粧品(セラミド、ヒアルロン酸配合)

  • ビタミンC・レチノール・ナイアシンアミドなどを活用したエイジングケア

✔ 体の内側からのケア

  • 筋肉を増やす運動習慣(EMSやピラティスなど)

  • 睡眠と腸内環境の改善(発酵食品、食物繊維の摂取)

  • ストレスを和らげるマインドフルネス・瞑想・アロマ


◆6. メンタルケアも「美容」の一部

更年期は「女性としての価値が失われるのでは?」と感じやすい時期ですが、これは誤解です。

むしろ、この時期こそ**「自分を見つめなおし、本当の美しさを育てるチャンス」**です。

  • 自分の時間が取れる

  • 心と体のケアに本格的に取り組める

  • 外見ではなく、内側から輝く美しさにシフトする

美容とは、年齢を止めることではなく、年齢を受け入れたうえで、自分らしく美しく在ることなのです。


◆7. まとめ:更年期は、美容と人生の再スタート地点

更年期に起こる変化は「老い」ではなく「変化」。
その変化を正しく理解し、向き合い、自分をいたわることで、50代からでも美しく輝けるのです。

“美しさ”は、年齢ではなく、向き合い方で決まる。

美容は、人生のすべてのステージであなたの味方です。

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