2025年6月21日
─ フェイスライン・首・呼吸をつなぐ“浮遊骨”の美的影響とは?
顔立ちがぼやけた、首が太く見える、顎下に影ができる――
それは単なる「加齢」や「脂肪」ではなく、“舌骨(ぜっこつ)”という目立たない骨のポジション異常が関係している可能性があります。
舌骨は、頭蓋骨にも他の骨にも接していない唯一の“浮いた骨”であり、
その位置ひとつでフェイスライン・首のライン・表情筋の緊張バランスにまで大きな影響を与えるのです。
舌骨(hyoid bone)は、首の前面、ちょうど喉仏の少し上に位置する小さなU字型の骨で、他の骨と関節を持たず、筋肉と靭帯だけで吊り下げられています。
この**“浮いた骨”が位置を下げることで**、下顎や首のラインに以下のような影響が現れます:
二重あごができる
首が短く見える
頬が下がって見える
表情がぼやける、疲れて見える
引用:
Standring, S. (2016). Gray’s Anatomy: The Anatomical Basis of Clinical Practice
「舌骨は顎下領域の支持構造であり、頭頸部の筋群バランスに大きく関与する」
舌骨は、以下の筋肉群の**“起点または終点”**になっています:
筋肉 | 役割 |
---|---|
顎舌骨筋(がくぜっこつきん) | 顎下ラインの支持、舌の動き |
顎二腹筋(がくにふくきん) | フェイスラインと首のつなぎ目を支える |
広頚筋(こうけいきん) | 顎下から鎖骨へ、首と表情筋の連動 |
これらの筋肉が重力や姿勢の崩れで緩むと、舌骨が下方・後方に引き下がり、
結果的に「首が太く、顔が下がったように見える」という印象になります。
舌骨は以下の身体機能とも密接に関わります:
呼吸:舌骨筋が正しく働くと、舌が上がり、鼻呼吸がしやすくなり、表情がリフトされる
嚥下:食べ物を飲み込む際に舌骨は一時的に持ち上がる。加齢でこの可動性が減少
姿勢:ストレートネックや巻き肩によって舌骨が下がり、首周りがたるむ
美容だけでなく、健康面(誤嚥、呼吸障害、いびき)にも影響することが研究で明らかになっています。
舌骨が下がることで、顎舌骨筋や広頚筋が弛緩。皮膚が垂れ、あご下がもたつく。
舌骨に連動する咀嚼筋や表情筋の緊張バランスが崩れ、顔全体が「さがって見える」。
舌骨が後方にずれると、頭部が前に突き出し、ストレートネック・巻き肩・猫背が助長される。
筋トレエステ銀座では、「舌骨のポジション改善」に特化した施術を導入。
胸鎖乳突筋と広頚筋のリリース(首の前面の過緊張を調整)
口腔周囲EMSトレーニング(舌骨筋群を活性化)
体幹姿勢アジャスト×舌位リトレーニング
肋骨・呼吸連動アプローチ(舌の自然な挙上を促進)
これにより、**「自然な小顔」と「シャープな首ライン」**が再構築されます。
背筋を伸ばし、顎を軽く引く
舌先を上あごにピタッと押し付け、鼻呼吸
舌を押し上げながら、奥歯を軽く噛みしめる
10秒×3セット
舌骨筋を活性化し、顎下のハンモック構造を強化。顔印象がすっきりします。
顔印象の変化 | 舌骨の位置調整で得られる効果 |
---|---|
あご下のたるみ | 顎舌骨筋・広頚筋の引き締め |
フェイスラインのもたつき | 表情筋と姿勢筋の連動強化 |
首が短く見える | 舌骨の挙上により首筋がすっきり長く見える |
“美顔の鍵は、顔ではなく首にある”──
舌骨という繊細な構造を意識することで、美しさの印象が根本から変わります。
Standring, S. (2016). Gray’s Anatomy: The Anatomical Basis of Clinical Practice
Myers, T. (2020). Anatomy Trains
Nagaoka, M. et al. (2022). “Relationship Between Hyoid Bone Position and Facial Aesthetics.” Journal of Craniofacial Surgery
『舌骨と呼吸の関係と美容的機能』健康医科学レビュー(2021)
🔹 価格:体験時に発表します/60分
🔹 舌骨+フェイスライン+姿勢の3軸診断付き
🔹 EMS&筋膜リリース+舌ポジション調整
ご予約はお早めに。
浮いた骨の位置が、あなたの顔印象を変えます。
【必読】創業した理由:表面的な若さや細さを追うのではなく、年齢や体調に関係なく“自分らしく美しくあること”を再定義したい
【EMSの真実】知性は、身体に宿る─本物を知る人が辿り着く“沈黙の筋肉”へのアプローチ