2025年7月28日
生物学者ヤーコプ・フォン・ユクスキュル(Jakob von Uexküll)は、20世紀初頭に「環世界(Umwelt)」という概念を提唱しました。
これは簡単に言えば、
「すべての生物は、それぞれ固有の感覚器官や行動パターンを通じて“世界”を体験している」
という視点です。
例えば、
蜂にとっての花は「蜜の匂い」や「紫外線の模様」でできた世界
犬にとっての公園は「音とにおいの洪水」で構成された世界
人間にとっても、“知覚できる範囲”こそがその人の世界(環世界)
つまり、私たちは誰もが“自分の筋肉・感覚”というフィルターを通してしか世界を体験できないのです。
スマートフォン、AI、スケジュール、情報過多──
現代生活において、私たちは“身体を通じた世界との接触”を急速に失いつつあります。
筋肉の動きに無頓着
姿勢や呼吸を忘れている
五感を遮断する生活習慣
こうして、人間本来の“環世界”が貧しくなっていることは、ユクスキュルが描いた世界観とは正反対の状態です。
では、どうすればこの“痩せた世界”を取り戻せるのでしょうか?
答えの一つが「筋肉感覚の再起動」です。
姿勢を整えることで空間との関係性が変わる
呼吸を深めることで内臓感覚が戻る
筋肉が活性化すると“重力との対話”が生まれる
これはまさに、ユクスキュル的な「環世界の拡張」にほかなりません。
筋トレエステ銀座が取り入れているEMS(Electrical Muscle Stimulation)は、意識下では動かしにくい筋肉との“再会”を可能にします。
通常のトレーニングでは届かない深層筋を活性化
身体の「内なる風景」が感じ取れるようになる
無自覚だった“自分の輪郭”が明確になる
この感覚の回復は、単に体を鍛えるのではなく、“自分が世界にどう接しているか”を再設計する試みでもあります。
私たち筋トレエステ銀座が目指すのは、
「筋肉を鍛えることで、感じる世界を豊かにすること」
です。
フィットネスや美容のためだけではなく、人間としての“知覚領域”の回復と拡張こそが、私たちの本質的なテーマです。
ユクスキュルの環世界論は、人間の行動や知覚を「筋肉」「感覚器官」「反応系」と密接に結びつけて捉えました。
つまり、
筋肉を鍛えるとは、世界の触れ方を再設計すること。
そしてそれは、「自分だけの世界=環世界」を広げていく行為でもあるのです。
眠れるほどリラックスできるトレーニング
精神と筋肉の“つながり”を感じる時間
医療・哲学・身体技法を融合した唯一無二のメソッド
感じる力は、生きる力。
もう一度、自分の“身体”という世界の入り口から、世界を感じなおしてみませんか?
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