2025年5月24日
レントゲン撮影で一目瞭然の椎間板ヘルニアでも坐骨神経痛でもないなら「骨盤の歪み」確定!1月から3月にかけて「寒暖差ぎっくり腰」という言葉を耳にする機会が増えます。しかし、夏でも冷房と外気温の差で起こりうるのです。寒暖差で血流循環が悪くなって靭帯が固くなったところを急にのばしたら「ぐっきり」と思った瞬間、もう大変なツッパリ感に襲われて、横になったら最後もう立ち上がれない状態に…それ以外には、私たちは睡眠中に寝返りを15回くらいすると言われていますが寝返りの瞬間に「ぎっくり腰」なんてことも…。
①突然、腰に激しい痛みが走った
②くしゃみをしたらぎっくり腰になった
③重い荷物を持った瞬間、腰が痛み動かなくなった
④ぎっくり腰が再発しないか不安
⑤椅子に座りながら前かがみに荷物を持ったら「腰に異変が…」
⑥マスターベーション中に足をピンと伸ばしたらあとで腰に違和感があった
⑦足が急に浮腫んできた
⑧足を上げると股関節あたりに痛みが走る
中高年層に多く見られる腰痛は、必ずしも加齢そのものが直接の原因とは限りません。画像検査で異常が見つからず、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の診断もつかない場合、最も注視すべきは骨盤のアライメント(整合性)異常です。
特に、1月から3月にかけての寒暖差が大きい時期には、筋・筋膜・靭帯の柔軟性が低下し、日常の些細な動作が誘因となって**急性腰痛(通称:ぎっくり腰)**が発症しやすくなります。この現象は近年、「寒暖差ぎっくり腰」として注目を集めています。
朝、洗顔時に前かがみになった瞬間に激痛が走る
布団の中で寝返りを打っただけで動けなくなる
くしゃみをした瞬間に腰に激しい痛みが走る
軽い荷物を持ち上げようとしただけで腰に違和感が出る
足のむくみや股関節の痛みが腰部の不調と同時に出現する
これらの症状の多くは、骨盤周囲の筋力低下や姿勢保持筋の機能不全、自律神経の失調と密接に関係しています。
EMSは電気的なインパルスにより筋肉を収縮させる技術であり、特に腸腰筋や腹横筋といった深層筋へアプローチが可能です。これにより、骨盤および腰椎の安定性を強化し、ぎっくり腰の再発リスクを低減します。通常のトレーニングでは難しい体幹深部の筋肉を、安全かつ効率的に鍛えることができる点が特徴です。
寒冷環境や気温差によって硬化した筋膜や靭帯は、柔軟性を失い、突発的な動作により損傷しやすくなります。EMSによる反復的な筋収縮運動は局所血流を改善し、組織の温度と柔軟性を高めるため、「急な動作による腰部損傷」の予防に効果的です。
低周波EMSの中には、副交感神経を優位に導く「リラックスモード」を搭載した機器も存在します。これにより自律神経バランスが整い、睡眠の質が向上します。結果として、睡眠中の無意識の寝返り動作がスムーズになり、夜間や早朝の急性腰痛発症リスクの軽減にもつながります。
EMSトレーニングは、単に筋力を高めるだけでなく、姿勢保持筋の強化・血行改善・自律神経の調整といった複合的なアプローチを実現できる点で、寒暖差ぎっくり腰の予防に理にかなった手段といえます。
腰部に不安を感じている方は、急な痛みに見舞われる前に、予防医学的な観点からEMSケアを検討することを強くおすすめします。