2025年12月21日
私たちの身体は、
筋肉・骨・内臓・血液といった物質だけで構成されているわけではありません。
医学・生理学の世界では、人間は
電気(生体電子・生体電位)によって制御される生命体
であることが明確に示されています。
神経が信号を伝える
筋肉が動く
心臓が拍動する
細胞が代謝する
これらすべては、**電位差(生体電気)**がなければ起こりません。
筋トレエステ銀座では、この「生体電気の状態=体の土台」と考え、
鍛える前に 整える ことを重視しています。
「生体電子」とは、
体内で移動・分布する電子やイオンによって生じる電気的現象の総称です。
具体的には、
ナトリウムイオン(Na⁺)
カリウムイオン(K⁺)
カルシウムイオン(Ca²⁺)
塩化物イオン(Cl⁻)
などが細胞膜を挟んで移動することで、
電位差(電圧)が生じます。
この電位差こそが、
神経信号や筋収縮の正体です。
すべての細胞は、
細胞内:マイナス
細胞外:プラス
という 膜電位 を持っています。
これにより、
刺激を受け取る
情報を伝える
動作を開始する
ことが可能になります。
整体電位とは、
身体全体の電位バランスが調和している状態を指す概念です。
局所的に筋肉が強くても、
神経の通りが悪い
電位の流れが滞っている
自律神経が乱れている
状態では、
身体は「うまく使えない」状態になります。
神経は、
活動電位と呼ばれる電気信号で情報を伝えます。
これは、
電位差が生じる
イオンが一気に移動する
信号が次の細胞へ伝わる
という、完全に電気的な現象です。
つまり、
神経が働く = 電気が正しく流れている
ということになります。
筋肉は意志で直接動いているわけではありません。
実際には、
神経から電気信号が届く
筋細胞内で電位変化が起こる
カルシウムイオンが放出される
筋繊維が滑り込むように収縮する
という電気 → 化学 → 物理の連鎖反応です。
力が入りにくい
筋肉が硬い
動きが鈍い
疲れやすい
これらは、
筋力不足ではなく電位環境の問題であるケースが非常に多くあります。
交感神経・副交感神経も、
本質的には 電気信号による制御系です。
電位バランスが崩れると、
交感神経が過剰に働く
副交感神経が入りにくい
回復モードに切り替わらない
といった状態になります。
これが、
睡眠の質低下
慢性疲労
むくみ
代謝低下
につながります。
医学的に考えられる要因は以下です。
ストレス過多(神経過緊張)
運動不足(電気刺激不足)
水分・ミネラル不足(イオン不足)
人工的な電磁環境
呼吸の浅さ
これらが重なることで、
**体は「電気が流れにくい状態」**になります。
医療・リハビリ分野では、
電気刺激は 物理療法 として確立されています。
目的は、
神経と筋肉の再接続
電位差の再構築
電気的な通り道の再学習
つまり、
電気刺激とは
乱れた生体電位を「思い出させる刺激」
なのです。
筋トレエステ銀座では、
生体電位を整える
神経の通りを回復させる
EMSで深層筋を動かす
という順番を大切にしています。
これは、
無理に鍛えない
頑張らせない
体が自然に反応する
ための、医学的に合理的な設計です。
人間は電気で動いている
生体電位は体の土台
鍛える前に整える必要がある
この視点を持つことで、
なぜ効かなかったのか
なぜ疲れやすかったのか
なぜ変化が続かなかったのか
が、すべて説明できます。
筋トレエステ銀座は、
筋肉だけでなく
「生体電子レベルから体を整える」ことを目指しています。
それが、
本質的なボディメイクであり、健康と美容の近道なのです。
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