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なぜカラーコンタクトレンズ(カラコン)は若者に流行しているのか?

2025年12月25日

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エストロゲン

なぜカラーコンタクトレンズ(カラコン)は若者に流行しているのか?

医学・文化・トレンドの視点から徹底解説

近年、カラーコンタクトレンズ、いわゆる「カラコン」は、
ただの美容グッズではなく、若者の 自己表現・アイデンティティ形成 の一部として定着しています。
その人気には、ファッション性・SNS・セルフィー文化・自己表現欲求・安全性問題など、複数の背景が絡んでいます。

本記事では、
カラーコンタクトが「若者の間で流行する理由」と、
医療・社会文化の両面から解説します。


1. カラコンは“外見のカスタマイズ”ツールとして受け入れられている

カラーコンタクトは、本来は視力矯正用機器でしたが、
ファッションアイテムとして進化しています。

フリューの調査では、女子高生・女子大生の83.8%がカラコン使用経験ありとあり、
多くの若者がファッションとして取り入れていることが示されています。 フリュー株式会社

理由としては、

  • 瞳の色・印象を変える

  • メイクやコーディネートの一部になる

  • 場面・気分で使い分ける

などが挙げられます。
たとえば、学校やアルバイトには自然系、休日は派手系というように
場面ごとに使い分けるユーザーが多数です。

さらに、アンケートでは約36.6%が「職場や学校でも使っている」と回答されています。
これは、若者が日常の“自然な見た目”の延長としてカラコンを取り入れていることを示しています。


2. SNS・セルフィー文化が広めた「目元の変化」

SNS全盛期の若者にとって、自己表現は写真や動画を通じて行われます。
特にInstagramやTikTokでは、

  • 目元の印象が強く映る

  • 顔の印象を簡単に変えられる

  • フィルター加工に近い効果が現実でも得られる

という点で、カラコンは “フォトジェニック効果” を持つアイテムとして支持されています。

海外の有名バラエティ番組やセレブリティも、
カラコンを変化のアクセントとして取り入れることがあり、こうした影響が若者の意識にも波及しています。


3. 自己表現とアイデンティティの形成

心理学的に見ても、10代〜20代前半は「自己像を試す時期」です。
この時期にカラコンを使うことで、

  • 自分らしさを探る

  • 自信を補強する

  • 他者からの反応を見てアイデンティティを確立する

といった “試行錯誤” のプロセスにカラコンが役立つケースが多いと考えられています。

ある意識調査でも、カラコン使用者の約77%が
複数種類のレンズを持ち、それを使い分けているという結果が出ており、
若者がカラコンを個性や気分の表現として楽しんでいることがわかります。


4. 「ナチュラル系」から「ファンタジー系」まで進化

カラーコンタクトのデザインも幅広く、

  • ナチュラルな色合い

  • くっきりしたサークル系

  • 特殊効果やハロウィン用途

  • コスプレ・SNS映え用の派手系

まで多様化しています。

2025年のトレンド予測でも、
UV反応・光るタイプ・ファンタジーデザインなど、
若者好みの“非日常化”が進むレンズが注目されています。

このように、カラコンは「日常使い」と「イベント・特殊用途」の両方で魅力を持ち、
自己演出の幅を広げるツールとして若者文化の中に定着しています。


5. メディア・セレブ文化の影響

海外セレブやアーティストが公の場でカラコンを着用することで、
視覚的インパクトとトレンド性が強調され、若者への認知も広がりました。

たとえば、
Kylie Jenner が青いカラコンを着用した写真が話題になった例は、
単なる“自己表現”を越えて「見た目の変化が印象を大きく変える」という現象を示しました。

また、韓国や国際的なミュージシャンがMVやステージで使用する例もあり、
カラコンは単なるコスプレ用を超えたファッションアイテム化が進んでいます。


6. 若者の「入り口の早さ」と市場成長

最新の調査では、Z世代(10代〜20代)の約91.3%が高校生までにカラコンデビューしたという結果が出ています。
これは、カラコンが若者文化としてかなり早い段階で受け入れられていることを示しています。

さらにインターネット通販を利用する若者が多く、
処方なし・自由にデザインを選べる環境が
カラコンを気軽につかう土壌を作っています。


7. 教育・安全性の課題

一方で、人気拡大に伴う健康リスクも報告されています。

報道では、カラコン使用者の多くが眼科受診をせずに購入・装着しており、
角膜損傷や結膜炎といった眼のトラブルが増加しているとの指摘があります。

海外でも、非処方のカラコンで眼の感染や傷が起きるリスクについて警告が出ています。

このように、若者の流行が医療的な注意喚起につながっている点も、
現代のカラコン事情を理解する上で欠かせません。


8. なぜここまで流行するのか?

流行と心理の核心

若者にとって、カラコンは

  • 自分を変える

  • 印象を操る

  • 写真やSNSで映える

  • 他者との差別化

  • その日の気分を表現する

という多重的な機能を持つ
極めて強力なルックアイテムです。

ファッションアクセサリーやメイクと同じように扱えるため、
他の装飾品よりも「視覚的効果」が高いのが特徴です。


まとめ|カラーコンタクトは「若者文化の鏡」である

カラーコンタクトレンズが若者に流行している背景には、

✔ SNS・セルフィー文化
✔ 自己表現と個性の追求
✔ セレブ・インフルエンサーの影響
✔ 企画性の高いデザインの多様化
✔ 購入のしやすさ(通販や未処方モデル)

といった複数の要因が重なっています。

同時に、健康上のリスクも存在するため、
安全性を意識しながら楽しむことが重要です。


◆ 安全に楽しむためのポイント

  • 医師の処方を受ける

  • 適切なフィッティング

  • 清潔な取り扱い・保存

  • 長時間装着を避ける

カラコンは正しく使えば、
ファッション・仕事・SNS・自己表現の幅を広げる
魅力的なツールになります。


なぜカラコンは若者には流行るのに

中年女性・年配の人には広がらないのか?

街を見渡すと、
10代〜20代では当たり前のように使われているカラーコンタクトレンズ。

一方で、
40代・50代以上の女性や年配層では、
ほとんど浸透していません。

これは単なる「流行の違い」ではなく、
心理・身体・社会的立場の変化が複雑に絡んだ必然的な現象です。


1. 若者と中年以降では「目」に求める役割が違う

若者にとっての目

  • 印象を変えるパーツ

  • 自己表現のツール

  • SNS・写真で映える要素

若者にとって目は
**「作るもの」「演出するもの」**です。

中年以降にとっての目

  • 老化が出やすい部位

  • 健康状態が表れる場所

  • 疲れ・乾燥・違和感が出やすい

中年以降の女性にとって目は
「守るもの」「ケアするもの」へと意味が変わります。

この時点で、
カラコンとの距離は自然に開きます。


2. 自己表現より「違和感を出さない」ことが優先される

若者は
「目立つ」「変わる」「印象を変える」
ことに価値を感じます。

一方で、中年以降は、

  • 浮いて見えないか

  • 不自然に見えないか

  • 若作りに見えないか

という社会的視線を強く意識します。

カラコンはどうしても、

「意図的に変えている」
「作っている」

印象が出やすく、
中年女性の求める
自然さ・品・安心感とズレが生じます。


3. 年齢とともに「視覚の不快」に敏感になる

40代以降、目には以下の変化が起こります。

  • ドライアイの増加

  • 角膜の感受性低下

  • 夕方の疲れ目

  • 老眼の始まり

この状態で、

  • 色素入り

  • 直径が大きい

  • 酸素透過率が低い

レンズを入れることは、
不快感・リスクの増加につながります。

若者が「気にならない」刺激が、
中年以降にはストレスになります。


4. 美容の優先順位が「盛る」から「整える」へ変わる

若者の美容は、

  • 足す

  • 盛る

  • 変える

が中心。

中年以降の美容は、

  • 整える

  • 引き算

  • 本来の良さを出す

へと移行します。

この変化により、

  • カラコン

  • つけまつげ

  • 過剰なメイク

は選ばれにくくなります。


5. 社会的役割と“場”の意識が強くなる

中年以降の女性は、

  • 職場

  • 家庭

  • 地域

  • 公的な場

での立場が増えます。

その中で重要になるのが、

安心感・信頼感・清潔感

カラコンは若者文化として認識されているため、
ビジネス・フォーマルな場では
違和感を生む可能性があります。


6. 「変えたい場所」が目から体全体へ移る

若者は、

など部分的な変化を楽しみます。

しかし40代以降は、

  • 体調

  • 体型

  • 肌の質感

  • 疲れやすさ

といった全体の変化に関心が移ります。

その結果、

  • 一時的な見た目の変化
    よりも

  • 根本的なコンディション改善

が優先され、
カラコンは選択肢から外れていきます。


7. 若者文化への距離感とアイデンティティ

年齢を重ねると、

  • 若者に寄せたい
    よりも

  • 自分の年齢をどう美しく生きるか

がテーマになります。

カラコンはどうしても
「若者寄り」の象徴であり、

無理に若く見せている
自分らしくない

と感じやすいのです。


8. 実は「使わない=否定」ではない

重要なのは、

中年女性や年配層が
カラコンを“否定している”わけではない

という点です。

単に、

  • 価値観

  • 身体感覚

  • 美意識

  • 人生のフェーズ

が変わっただけ。

若者がカラコンを使うのも自然、
中年以降が使わないのも自然。


まとめ|カラコンが流行らないのは「成熟のサイン」

カラコンが若者に流行り、
中年女性や年配層に広がらない理由は、

  • 自己表現の目的の違い

  • 身体の変化

  • 社会的役割

  • 美容の価値観の変化

が重なった結果です。

中年以降の美しさは、

変えることではなく
整っていること

目を変えなくても、

  • 表情

  • 姿勢

  • 体の軽さ

  • 雰囲気

で人は若く、美しく見えます。

それを本能的に知っているからこそ、
中年女性は
カラコンを選ばなくなるのです。


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